だいたい20分くらいなんですけどね、その道のりを、気をつけて見ていると、本当に土がないんですよ。
ビックリするくらい、みっっっっちり舗装してあります。
まぁ仙台市のわりと街中ではあるんですけれど、それにしても、本っ当に土がない。
あたしが小さい頃は・・・小さい頃から仙台市内に住んでましたけど、もう少し、土ってありませんでしたかね?
自動車が通るところは舗装してあっても、歩道は土、ってところもありましたよね?
アスファルトのはじっこが崩れてるところがあったりね、雨降ると、歩道はぐちゃぐちゃになるから車道歩いたりね。
まぁそれが危ないとか歩きづらいってことで、歩道もどんどん舗装されたんでしょう。
そうすると、雨がしみこむところがありませんから、しっかり側溝が作られてね。
おカネもいっぱいかけて、時間も何年もかけてやって、ここまで来たんでしょうけど、なんだか本当にそれでよかったんですかねー?
そんなことにものすごいおカネと時間と労力かけなくてもさ、雨の日は長靴はいて土の上をテクテク歩いて、車もそんな吹っ飛ばさず泥ハネしないようにゆるゆる走って、それでよかったんじゃない?
もちろん土だといたるところに雑草が生えて草ボウボウになるとは思いますけど、近所の人がみんなで力合わせて草刈りしたり、それでよかったんじゃない?
雑草もね、花咲いたり虫がいたり、見てると意外と楽しいもんですよ。
毎朝歩いていて、なんだか悲しくなってきちゃうんですよねー・・・。
仙台市でももうちょっと郊外なら、土ありますか?
雑草ボウボウしてますか?
もちろん、一生懸命舗装をすすめているときは、それが正しいと思ってしてきたんだと思います。
確かに歩きやすいし便利だから、みんなも喜んだよね。
あたしだって今まで、一度も疑問に思ったこともない。
でも、このみっちりの舗装も永遠にもつわけじゃないから、穴があいたりなんだりかんだり、そのときに、追加の予算はどうするんだ、とかね、いろいろあるんでしょうね。
こんなふうに、やらないほうがよかったんじゃない?ってこと、これから山ほど出てくるんだろうなぁ・・・。
「正しさ」とか「正義」って、不偏のものじゃないんですよね。
そのときはいいと思ったけど、今は違うなってこと、すっごく多いと思う。
それは、行政でも、個人でも同じ。
自分でもそういうこといっぱいあるけど、「正しいと思ってやってたけど違ってた!」とか「今は違うって思うようになっちゃった!」って気付いたときに、素直に変化できるってすごく素敵だと思う。
変化を恐れなくていいし、変化したことを決まり悪く思う必要ないし、むしろ、すべての物事もヒトも、変わって当たり前と思います。
だからヒトっておもしろいんだしね。
これまで一生懸命舗装をすすめてきたけど、今度はコツコツ壊していくことにしました!っていう変化もおもしろいと思うよ(笑。
・・・まずは、ひとりひとりから、変化を楽しみましょう♪