今日は、日本映画学校の卒業制作映画の撮影。

毎年、水準の高い作品が多いのです。

今回の監督さんは、李允石さんという韓国の方。
韓国の大学で日本文学を専攻。
卒業後、ソウルの映画学校で学びながら数本の短編映画を制作。
小津安二郎監督の映画と出会い、日本留学を決心した方。

都内からは少し遠い所にある病院の一角を借り切っての撮影。
雨の予報だったけど、ほとんど晴れ。
時折の小雨もどういう訳か空は晴れてる晴れ
「晴れ女」健在。

昨日のリハーサルが急になくなったので、不安な現場入り。
全身麻痺の方を(勿論、俳優さんですが)介護しながらの芝居なので、
台詞とうまく連携できるか・・・

午前中、リハーサルがあり、一安心。
午後暗くなるまでたっぷり撮影。
充分時間をかけた、ある意味、贅沢な撮影。

今日は、佐々木ユメカさん、伊藤猛さんとご一緒でした。
お二人とも、サバサバした方で、控え室でも実にゆったり楽しい時間をニコニコ

1日だけの撮影なのに、充実した濃い1日。

私は、1シーンしか出演していませんが、銀縁メガネ、眉も太くし、衣装の下には何枚も着込んで
見た目は、しっかり「おばちゃん」

撮影終了後、監督から、かわいいブーケをいただき、感謝。P1000028.jpg

上映は来年2月14、15、日本映画学校にて。
2月29日~3月2日はスペースFS汐留にて一般公開。

完成が楽しみな作品です。

来年また改めて告知しますね。

そして今日ご一緒だったスタッフの皆さん!
次回はどちらかの現場でお会いできる日を楽しみにしています。
撮影のお仕事に行くと、必ずと言っていい位、日本映画学校の卒業生の方がいらっしゃるので、
とても嬉しいのです。

そうそう、今日は、鳥取出身が私を含めて3名。岡山の津山市出身が1名。広島出身が1名。
中国地方がたまたま集まり、ローカルな話で盛り上がり。

珍しい~

これも楽しかったですねぇ