死ぬまでに・・・


あと何年・・
大切な人と一緒に過ごせるのだろう。


あと何回・・
食事ができるのだろう。


あと何回・・
夏をむかえられるのだろう。


もしかしたら・・・。。
それは明日終わってしまうかも
しれない・・。


だから、
自分に嘘をつかないで生きて
いきたい。



先日あったお話です。
パパのお父さん(父)が癌で闘病しています。
 

先日、病院から連絡があり週末が山だと
言われ現在家族で帰省しています。


パパのお父さんは料理人で、夫婦で旅館を
営んでました。
パパは子供時代に旅館で育ち思春期は
タクシーで中学に登校するような
〇〇でも有名な不良。


ある日、パパをしめるため旅館の駐車場に
暴走族が30人ほど来たそうです。


旅館はちょうど夕食時でお客さんがいっぱい。
 

調理場にいた父は包丁を手に1人で暴走族
30人の元へ行き追い払ったそうです。


その時の父の頼もしい姿を今でも鮮明に
覚えている。


パパは実家に帰るたび、あの時、親父に助けてもらった。
親父の大きさを感じた・・
私に話してくれます。



父に残された時間はわずか。
  

私は自分の母が亡くなる時・・
後悔しかないので。


パパにはできるだけ後悔のない父と息子の
時間を過ごしてもらいたいと思ってます。


父の人生は料理人一筋で、来世でも母と結婚
したいと言うくらい母が好き。
 

父は自分の道を貫いたカッコいい人生です。


病室に息子を連れてくと、苦しいのに
ピースサインをするかっこいい父。


父の手を久しぶりに握ったパパが


親父の手ってこんな大きかったんだ。
 

子供の頃に手を繋いでいた厚み大きさ、
暖かさを思い出したと。


人生は長いようで短い。


どうせ生きるならカッコ良く
生きていきたい。


人生一回・・
本気で勝負しなきゃ。


何のために生きてますか?


守りたい人は誰ですか?  



その人達のために自分は何ができるだろう。


父はもう話ができる状態ではありません。


父は私の顔をみると泣きそうな目で
「(パパ)を頼むよ」
 

と目で言ってます。


私は強くなりたいです。

守りたい人を守れる力が欲しいです。




今を悔いなく精一杯やり切る。


頑張りましょう。