アルファポリス恋愛小説大賞 読者賞受賞。




最初は
「代理人花婿とはどういうこと? 

借金詐欺に疫病とか領主本人が 

居ないんじゃダメじゃん。」 

と思っていましたが、 

 ジョルジュがいい人でよかったです。


 疫病はともかく、 

難民が増えて貧困問題が出てきている時点で

 なんとかならなかったのかな。


 どんでん返しのような展開は 

読んでいてスッキリしました。 


 ~~内容は…~~ 


 従姉妹のふりをして結婚に望んだ 

男勝りな主人公ジュリア。 


 しかし相手は花婿代理人。 


しかも花婿本人は遠征とやらでいない。


 どうやら溺愛する愛人がいて、

 従姉妹と結婚したくないらしい。 


 屋敷の離れには義父母公認の愛人がおり、 

領地は難民が溢れ疫病が蔓延していた。 


 仕方なく領主の夫人として 

領地改革を行います。


 さすが女騎士団長です。 


 そんなジュリアを 

花婿代理人として支えるジョルジュ。 


2人が惹かれあうのは当たり前。 


 全て片付いたあとに花婿本人が戻ってきて 

ジュリアに好意を持っても 

もうどうしようもないですよね。 


 だったら花婿代理人なんてたてるんじゃない。


 後悔は先に立たず、

 嘘が本当になる代理人ラブロマンス。