ようやくコミカライズになる
看取りをテーマにした
ちょっと変わったお話です。
もうすぐ死ぬとわかったとき、
本人はどう思うのか、
周りはどう接したらいいのか
考えさせられました。
悪いことをしたと後悔して謝罪するのか、
先立った愛する人の元へ行けると思うのか、
残していく者たちに名残惜しいと思うのか。
死をテーマにすると少し重くなりますが、
そこに恋愛も絡んできて
さらにざまあな感じもあり もやもやしつつも
ハッピーエンドに なってよかったです。
~~内容は…~~
借金返済のため、
若くして余命僅かな貴族のもとへ
嫁がされている男爵令嬢クロネリア。
社交界では「看取り夫人」と呼ばれ、
もう幸せな結婚は諦めていた。
3人目の夫を看取るために
訪れた公爵家で「財産目当ての死神」
と
囁かれつつも献身的にお仕えしていたら、
少しずつ周りが認めてくれるようになった。
そこの公爵子息に陰ながら支えられ
「ずっとここに居て欲しい」
と囁かれ……。
ホームヘルパー的不器用夫人の
ほんわか恋愛ファンタジー