本屋で帯に惹かれて購入しました。
単巻で10万部を突破し、
5ヶ月で第7発行。
ライトノベル新作歴代1位。
すごい物語が世に放たれました。
勇者が魔王を討伐したあとの
取材形式で話がすすむため、
戦闘シーンはほぼありません。
しかし、引き込まれてしまいます。
勇者の人柄がいいですよね。
どんなに周りから
「無駄な努力だ、諦めろ」
と言われても続ける忍耐力はさすがです。
そんな勇者がどうしてこうなった。
読んでいくうちに
いろいろ怪しくなってきて、
つい読み進めてしまいました。
~~内容は…~~
魔王が倒されてから四年。
平穏を手にした王国は
亡き勇者を称えるべく、
数々の偉業を文献に
編纂する事業を立ち上げる。
生き残った勇者の仲間や
その関係者を取材するような感じで
物語は進んでいく。
そんな中、勇者について
皆口をそろえて言うことは
平凡、勇者の資格はない、
馬鹿、泥臭い戦い……。
平民出身で剣も魔法も平凡。
だけどかむしゃらに戦い最後は魔王も倒す。
そんな彼は城に帰る途中、
魔人に殺されたという。
しかも、詳しく聞こうにも
誰も言葉を濁して話さない。
一体なぜ勇者は死んでしまったのか
本当に勇者を殺したのは誰か
様々な思惑や事情などが入り混じる
ファンタジー冒険後日談ミステリー