「見た目は大人!中身は子供」ってどこかで聞いたようなフレーズだが、ティーンエイジャー達が活躍するだけあって、過去の『マン・オブ・スティール』や『バットマン vs スーパーマン』と比べると随分作風が明るい。この点は同じくティーン要素が濃い『スパイダーマン』と通ずるところがあるので、そちら方面が好きな層にとっては間違いなく満足な一本と言えるだろう。
自分はまだ前作は未見なのだが、さほど他作品との繋がりは強くなく、物語が単純な分見やすい。とは言え、最後の最後でワンダーウーマンが登場したのはテンションが上がる。DCエクステンデッドユニバースのリセットに伴って『ワンダーウーマン3』が制作中止という前情報が流れていただけにこのサプライズは嬉しい。
次回作の『ザ・フラッシュ』がDCユニバースを大きく変える重要な映画になるとのことだが、今後もシャザムやワンダーウーマンの活躍が描かれるのかどうか、気になるところである。