本作は1983年に公開された『映画ドラえもん のび太の海底鬼岩城』をリメイクしたもの。
海の中が舞台の映画は『人魚大海戦』以来だが、当時と比べて格段に映像表現が向上しており、特に砂浜の波の表現は一瞬実写化と見紛うくらいリアルだ。
旧作に慣れ親しんだ者としてはどうしても、旧作からどこが変わったのか、変わってないのか、そこばかり意識が向いてしまうが、本作も『宇宙小戦争2021』同様、旧作の魅力を損なわない程度にアレンジが盛り込まれていたので、純粋に「良かった」と言えるくらい面白かった。
自分が懸念していたのは、ジャイアンとスネ夫が水圧で死にかかるシーンとバギーが身を犠牲にして死ぬシーンのこの2点。特に前者は子供にとってトラウマになりかねない怖いシーンなので、今回リメイクされるにあたってそういった部分がどう描かれるのか気になったし、バギーも『実は生きてました』とかしかねないかなと思っていたが、改変されなくて本当に良かった。まぁ、バギーはその後のゲームでアッサリ復活するんだけど。
原作にはいない新キャラクターが登場していたが、その新キャラのおかげでしずかちゃんが囮になるシーンに繋がっていくんだなと。このへんは自然な繋がりでうまかったように思う。
新ドラ映画恒例のおまけ映像が最後に流れたが、来年はロンドンっぽい街が舞台になるそうで。恐らくはオリジナル作品になると思うので、どんな物語を見せてくれるのか今から楽しみである。










