例年通り七月・八月になると太平洋戦争に関する討論番組、ドキュメント、映画が放映される。

 

歴史を学ぶ時何より大切な事は真実の探求であり、その真実は実際に起こった出来事であり、その出来事はそうなった理由がある。

何となく、又流れの中で”偶然”そうなったという事は絶対にない。

 

日本の場合、日本の統治システム、大日本帝国憲法、行政のあり方、天皇制について、軍の政治への関与とシビリアンコントロール、リーダーの能力、見識、人間力、マスコミの未成熟と政治への関与、崇高な社会的使命と相反する誤った商業主義と方針を決めてゆくリーダーの資質、それらの記事にコントロールされる大衆と自律した思考をもった国民とのバランス。

 

日本という国は私のような一般人にもその気になったら正確な情報を与えてくれる素晴らしい国だと思う。

健全な思考は真実の探求と積み重ねがあってはじめて可能となる。

つまり、私達が経験する事や学んだ事、それらから感じる事から私達の思想や哲学が生まれてくるのだと思う。

そう考えると、歴史的真実は極めて重要な事である。

 

 

日中関係のみならず最近の日韓関係は出口の見えない混乱の中にあるが、歴史認識の問題でなく、自身にとって都合の悪い事や見たくないものに直面した日本と、徹底して隠蔽してきた韓国の揉め事であるとすれば最終的な結末は火を見るより明らかである。

 

日本の行動を全て是認するつもりは勿論無いが、光と影の両方をきちんと観なければ両国にとって未来に禍根を残す事になるのではないだろうか。

 

日韓関係がギクシャクすると、韓国に友達の多い私はふと「タラ・レバ」で考えてしまう。

 

日本が朝鮮半島を併合しなければ、あの半島は独立を維持出来ていたのだろうか?

韓国がソ連の植民地になった可能性は何%位だろうか?

その時には日中戦争は起こったのだろうか?

盟友として中国と日本はソ連と戦っていたのではないだろうか?

満州事変は起こったのだろうか?

中国の共産党は国民党に勝てたのだろうか?

もし、半島がソ連の植民地になっていたら今の韓国は独立しているのだろうか?

又、国の体制はどうなったのだろうか?…

 

数百、数千とある”タラ・レバ”を考える時、

日本の半島併合は当時の判断として文政権の言う通り「最悪のシナリオ」だったのだろうか?

 

戦後70年を記念して制作された

「連合艦隊司令長官 山本五十六」~太平洋戦争70年目の真実~

これは、当時の日本の姿を様々な角度から捉え、真実に近い歴史を描いた秀作である事に間違いはない。

 

大事と腹の虫を戦わせての決断や判断や実行はただ「あさはかでうすっぺらい」。

 

本編の素晴らしさに少し、最近の韓国との問題を重ねて考えしまう映画であった。

 

 

 

 

 

 

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