先日、たまたま妹が中島みゆきさんの「荒野より」の曲を送ってきました。

 

あの曲を聴くと私が思い出すのは2011年に放送された日本テレビ日曜劇場60周年記念として木村拓哉さんが主演されたドラマです。

 

 

このドラマの元はもちろんあの名作映画「南極物語」ですが、南極物語をベースとして戦後と呼ばれた時代の日本が描かれています。

日本人が決して忘れることの出来ない、語り継がれる映画です。

 

この曲を聴くだけで南極物語、南極大陸の様々な場面が思い出され、まるでその歌詞は南極に置き去りにされた犬たちの心を歌っているようで涙が出ます。

 

そして、ふともう一度あのドラマを見てみたいと思いました!!

 

しかしながら・・・

 

涙をなくしては見れない出来事ですし、犬たちにどんな運命が待っているのか結末が分かっているだけに・・・見る事にすら勇気が要ります。

 

けれど・・・見てしまいました。

 

 

当時は犬たちの姿に目が行きましたが、改めて見ると当時の日本人がどれだけ諸外国から下に見られ、その中で一人ひとりが日本人のプライドをかけ闘った姿に胸が熱く締め付けられる想いになります。

(木村拓哉さんの平成的な言葉遣いは相変わらず気になりますが(笑))

 

日本人が南極観測に行くという事は一体何を意味するのか、

しかし敗戦国日本が割り当てられた場所が接岸不能の過酷な場所であり、要するに日本は南極に来るなと言われたも等しく、設備が諸外国の足元にも及ばない中でどの様な挑戦があったのか・・・

 

平成の時代に生きる我々は今は豊かな時代に生きていますが、その時代が訪れるまでの間に、どれほど多くの日本人の苦労や努力があったのかが垣間見えるドラマです。

 

 

1945年が終戦です。

1964年が東京オリンピックであり、それは日本の経済復興を印象付けましたが、日本人の心を復興させた出来事でした。

第一次南極観測は1956年の話ですので、東京オリンピックの前の話です。

この日本初の南極観測は日本全国に大きな衝撃を与え、そして日本中の国民がそれを応援した出来事です。

ボロボロの船、接岸不能の観測場所・・・与えられた状況環境は最悪の状態でしたが、それを懸命に乗り越えるその姿、そこに関わった多くの人々とその想い・・・

どのセリフも重く、今改めて観ると全てのシーンに胸を打たれます。

 

1983年公開なので、今の若い方だと「南極物語」をご覧になった方も少ないかもしれませんが、映画「南極物語」も、ドラマ「南極大陸」も日本人にだからこそ見るべき映画でありドラマです。

 

もし南極物語、そしてドラマ南極大陸を見ていない方がいらっしゃったら、是非お時間を使って見て頂きたいです!

 

 

 

 

 

そして、中島みゆきさんの「荒野より」を別の角度から聞くと

あの当時の日本人はまさに「荒野」の真っ只中だったのではないかと思うのです。

PVは家族が描かれていますが、自分の命のバトンが紡がれて行くように・・・

「荒野」の時代に生きた戦後の日本人が、日本の未来を生きる我々に向けられた歌詞のようにも感じます。

そうやって聞くと・・・全く違う歌のように聞こえます。

 

 

 

 

 

🔴 「SWDトレーニング①をご検討中の皆様へ」はコチラ

🔴 【各月3社限定】経営者様相談会はコチラ

🔴 よくある質問・お問合せはコチラ

 

🔴 Skill and Willホームページは↧↧↧

 

🔴 実施中研修内容(一部)ご紹介↧↧↧