今朝のヤフーニュースで目にした新型うつ病の記事に驚きました。
以下、記事抜粋です。
新型うつ病の特徴は
(1)自分の好きな仕事や活動の時だけ元気になる
(2)「うつ」で休職することにあまり抵抗がなく、休職中の手当など社内制度をよくチェックしている
(3)自責感に乏しく会社や上司のせいにしがち
などと紹介。同学会は昨年7月に初めてうつ病の治療指針をまとめた際、「医学的知見の明確な裏打ちはない」と新型うつ病を指針の対象外としたが、悩んでいる患者は少なくなく、うつ病や適応障害、人格障害など、適切な診断が必要とした。
これに「うつ」という言葉を使用してよいのだろうか・・・正直困惑しました。
これって、単純に「人間として未熟」なだけじゃないのでしょうか?
自分の好きなことをするときは誰でも元気であり、意欲的に取り組みます。
私も年に1度、大好きなアーティストのライブなんかはとてつもないパワーで挑むわけです。
仕事でももちろん苦手なことはたくさんありますし、逆に好きな分野もたくさんあります。
好きなことや得意なことに意欲的に元気に取り組むなんて誰でもそうであり、そんなこと当たり前なわけです。
しかし、大事なことは、いやなことや苦手なことで且つ「やらなければならないこと」をどれだけ出来るかが「社会人、大人としての当たり前」なのではないでしょうか??
それをしないことを全部自分以外のせいにして、あげくの果てに体よく「うつ」という病気を利用し、しかもそれを理由として休職するための社内制度をチェックしているとか・・・
それをしない事は「うつ」なのではなく「人間として未熟」なだけなのではないでしょうか?
「うつ」という言葉があまりにも簡単に使われており、未熟な人間が障害から逃げるための都合のよい言葉に使われているような気がしてなりません。
「企業はそういう人を排除しないで」と訴えているそうです・・・
経営者や人事担当の目からこの記事を読むと・・・正直、ありえない・・・と失笑してしまう記事でした。