まず、先日のマリ戦、ウクライナ戦を見ての感想です。第一に感じたのが、綺麗にサッカーをしようとし過ぎて、臆病になっていたなと感じました。裏を取るパスではなく、人へ人へと綺麗につなげるパスばかりで、リスクを冒さないサッカーに終始していたと思います。
オシム監督が、昔リスクを冒せ!と言っていたのを思い出しました。サッカーは綺麗に崩してのゴールばかりではないので、リスクを冒して、積極的に前に出るべきだったのです。リスクを冒したスルーパスが失敗しても、そのこぼれ球を拾えて、得点という形もあります。サッカーは局面局面で100パーセント勝たなくてもいいのです。バルセロナのように圧倒してパスを回して、ポゼッションで試合を支配する実力がまだ日本代表には、残念ながらありません。フィジカルを活かしてヘディングで圧倒するフィジカルモンスターが世界には、ゴロゴロいますが、競り合いで100パーセント勝たなくてもいいのです。相手の体勢を崩すだけで、相手のボールコントロールの正確性は多少なりとも、乱れます。バルセロナのように綺麗に崩すサッカーではなく、泥臭いサッカー、これを現段階ではするべきなのです。確かにアジアのバルセロナと言われていた時期が、ザッケローニ時代にありました。日本化はジーコから始まりました。その延長線上で、確かにバルセロナの様にパスワークで強くなったのも事実ですが、W杯で勝てるチームになったかというと、それはイコールではありませんでした。
日本代表のパスワーク事態を全否定しているわけではありません。確かに俊敏性、機動力、運動量を活かしたパスワークは日本の武器です。しかし、それに驕り過ぎるのはあまりにも危険すぎます。俄仕込みのポゼッションは、相手のカウンターアタックを喰らう餌食となりえるからです。ポゼッションはしっかりとした守備ありきの戦術なのです。
では何を軸に据えるか?ハリルホジッチ監督も言っていましたがデュエル、ハードワークではないでしょうか。あのスター選手が多い、マンチェスターユナイテッドも実践していた戦術です。それを行うシステムは、ピッチ幅68を念頭に置いた、3ブロックができる4-4-2フラットシステムが向いているのかもしれません。弱者の戦術ですが、レスター、アトレティコはその戦術で、旋風を巻き起こしました。ハードワークを行ったうえでの、パスワーク、これが目指すべきところではないでしょうか。
先発はこのように考えました。
岡崎 本田
乾(中島)柴崎 長谷部 堂安(武藤)
長友 昌子 吉田 酒井宏
川島
皆さんは、日本化についてどのように感じているでしょうか?