クロアチア戦の総括です。
クロアチアは433システム。
日本は343システムでしたね。

日本のシステム、先発は私の思うメンバーでは無かった
ですが、分析していきます。

まず、感じたことそれは、クロアチアのサイドバックに対しては
三笘、伊東なら簡単に個の力で突破出来たと言うことです。

前半早いうちから先制点を上げ、猛攻を仕掛けるべきでした。
コーナーからショートで崩して前田が点を取りましたが、一点では少なすぎた。

クロアチアのシステムには、サイドはSB、WGのみで二人が配置されており、加えて日本の場合はビルドアップの時などセンターバックがワイドに広がり、右サイドで言えば、冨安、伊東、堂安と三人でした。そこで数的優位を作っていましたから、いけると思っていましたが、サイドを制圧しても崩せない、それもサッカーなんだなと感じました。

失点シーンも、後方サイドからの単純なクロスを頭で合わせられたという結果でした。

両チームともサイドからの得点です。

さて、この肉弾戦ですが、モドリッチは流石だなと感じさせました。時折、DFラインまで降りてきて、日本の中盤を高い位置まで吊り出し、日本のDFラインを上げさせて、その裏のスペースにボールを送ってチャンスを作り出していました。


日本の場合は、三笘が一番動けていました。こちらも流石でした。カットインからのミドルシュート。この様にシュートで終われば、リズムが出ますし、何より相手のDFラインを上げることができ、逆にパスも狙えます。

ただ私の願望では、長友との交代ではなく、鎌田と交代が良かったと感じます。前目で勝負させる方が良かったのです。WBだと守備の負荷が大きいからです。

三笘を最大限に活かせる戦術、システムなら勝てたと思います。
ベスト16、その壁をまた越えることが出来ませんでした。