小学館 、2015
ISBN-13 : 978-4097265849
こんにちは。
ご訪問ありがとうございます!
過去に読んだ本を脈絡なくご紹介する
「なんちゃって本の紹介」。
本日は、
心温まる絵本
をご紹介してみます。
守人シリーズの上橋菜穂子氏、
魔女の宅急便シリーズの角野栄子氏が
受賞されている国際アンデルセン賞。
今年2022年は、
日本からの候補のお一人として、
新井良二氏が選ばれていらっしゃいます。
結果が楽しみですね。
絵本の内容ですが――
エリちゃんのセーターについている
の黄色いボタンたち。
ボタンたちはセーターについているので、
外が温かくなると引き出しにしまわれ、
春を知りません。
ボタンたちは、
春を想像します
「はるは あたたかい」
(エリちゃんのお母さんの言葉)
「はるは、とっても いい におい」
(エリちゃんの言葉)
「はるが くると うれしく なる」
(エリちゃんのお党さんの言葉)
などと、
聞き知っていることから、
自分たちが
知っている知識に変換して、
春を想像します。
「はるって、カーディガンみたいな ものだね」
「はるって、ホットケーキみたいな ものだね」
「はるには、あしが あるのね」
「つまり!はるって、
カーディガンみたいで、
ホットケーキに にて いて、
あしが ある ものなんだ」
ある日、
エリちゃんが元気ありません。
お母さんがしばらく家を空けるので、
おばあちゃんとお留守番になるそうです。
日が経ち、
お母さんが帰宅してきました。
赤ちゃん連れです。
赤ちゃんを囲んで、
エリちゃんもお母さんもお父さんも
おばあちゃんも
うれしそうな様子。
それを見たボタンたちは、
思いつきました。
「春っていうのは――。」
かわいらしい内容、
新井氏の明るくて元気で、
やっぱりかわいい絵の
温か絵本です。
貴重なお時間をお付き合いくださり、
ありがとうございました(^人^)
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