ポプラ社、2020/8/5

キラキラキラキラキラキラキラキラ

こんにちは。

ご訪問ありがとうございます!

 

過去に読んだ本を脈絡なくご紹介する

「なんちゃって本の紹介」

 

本日は、

ティーンズ以上の読物

ご紹介します。

キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ

主人公はバレーボールに打ち込む中三女子。

団地に住んでいます。

鉛筆

父を亡くし、母と二人のつましい生活だけれど、

母と、インコ一匹と明るく生きています。

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幼馴染の気ごころ知れた友、

バレーボール部の仲よしにも恵まれ、

青春時代らしい中学生生活です。

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団地という世界は、

いろんな事情を抱えた家族が住んでいる世界です。

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奥さんを亡くしてふさぎこみ、

すっかりお付き合いを欠くようになったおじいちゃん宅に、

厳しい境遇の女の子とその母親がいつの間にか

住むようになりました。

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深い事情によって居所不明となっている、

小学生の女の子でした。

外の世界とのつながりを断たれている女の子には、

死の恐怖、

母親との離別の不安、

外へのあこがれ

を抱いています。

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あることをきっかけに、主人公と女の子に生まれた接点の日から、

徐々に経過していく酷い現実、

そしてクライマックスへ――

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居所不明児童の問題を軸に、

生きるということ、

生き様、

愛情、

思いやり、

救い、

人生の選択、

希望……

たくさんのことが語られている、内容の濃い作品です。

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児童書の括りになるとはいえ、

一般的に思い描くような児童書とは一線を画す、

重いテーマに向き合った、衝撃的な、

多くのことを考えさせられる読み物です。

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心が弱っているときには萎えてしまうと思います。

場合によっては、読み進めることに耐えられないと思います。

そのくらい、厳しくて真剣な内容です。

キラキラキラキラキラキラ

貴重なお時間をお付き合いくださり、ありがとうございました(^人^)

POI

 

ISBN-13 : 978-4591167243