よりぬき 仕事以前の社会人の常識 (講談社プラスアルファ文庫)
西松 眞子
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◆はじめに◆

社会人になると、あらゆる世代、あらゆる立場の人と接するようになった。

しかし、肝心の常識のほうが危ない。

常識は人の「型」となるもの。それを知らずして何かを生み出せるとは思えない。

ということで、本書を読んで勉強。


本書には、俗に言うビジネスマナーのほか、

「お座敷での挨拶」や「手土産を渡すタイミング」などを収録。


著者曰く、「今どきマナー」を是非一読あれ。




◆葬儀に参加する際のマナー◆

高齢社会のためか、婚礼よりも弔辞が多い。


通夜の場合、「駆けつける」という意味合いが強いので、

喪服ではなく普段のスーツで構わないらしい。


受付では「ご愁傷さまでございます」と言う。

終始静かな口調で、とある。

とくにはきはきする必要はない。


まあ、はきはきするのもどうかと思うが。。。



次は「香典」。

勤務先の上司、同僚、社員の家族の場合、

20代は3000円、30代は5000円が目安らしい。

ここで注意すべきことは、香典のお札は新札を避けるということ。


香典は、「結び切り」のついた不祝儀(ぶしゅうぎ)袋に入れる。

「御霊前」だと、どんな宗教にも使える。

自分の名前は薄墨で。




◆和室での「タブー」◆

和室で踏んではいけないものは3つあるらしい。

①敷居

②畳のへり

③座布団

とのこと。


座布団に座る時は、まず座布団の脇に正座して座り、

片ひざずつ中央に進ませるようにする。

立つときは、座布団の後ろに後退してから。


居酒屋ではそんなのお構いなしに座布団を踏みつけていたが、

面白そうなので今度正しいマナーで座ってみよう。




◆ブロガーのあとがき◆

マナーらしいマナーを知らないので、この本はためになった。


とくに私の場合は違うことを考えていたりするので、

無意識にマナーを守っていないことが多い。

今後は意識して行動したい。