コーディネーターの仕事
小島 史彦
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◆社会人一年目を終えて◆

一年目が今日で終わる。

思えばいろんなことがあった。


多くの人と出会い、多くのことを学んだ。

時に辛いこともあったが、それも修行の一環だと考えた。

まだわからないことが多いが、わかったことも多い。


自分が何をやろうとしているのか。

これは、社会に出てみないとわからない部分も多い。

自分自身、学生時代と今とで考えが変わった。

それは悪いことではなく、むしろ成長の証なのだ。



◆人と人をつなぐ◆

もともと好奇心が旺盛で、

イベント(読書会、セミナーなど)にはよく参加していた。


そして私は特に、人を連れてイベントに参加することが多い。

他人を新しいコミュニティに連れていくのが好きなのだ。

そこで「つながり」が出来たりすると、自分も嬉しくなる。


つまりは人脈のハブである。

ハブとは、車輪の外周と車軸をつなぐ部分のこと。

ネットワークでのハブの語源でもある。

(近年よく聞く「ハブ空港」のハブである)


これは簡単なようで、意外と難しい。


まず、Aという人とBという人がいるとすると、

AからもBからも信頼される必要がある。

さらに、つないだ後に「事故」が起きないよう、

事前に正しい人選かどうか熟考しなければならない。


これこそ、コーディネーターという仕事なのだ。



◆ブローカーとの違い◆

仲介といえば、ブローカーという仕事も浮かぶ。


しかし、ブローカーは単なる作業に近い。

継続した業務を行い、マージンを得るイメージだ。

対してコーディネーターは、固定化した型・スタイルが

存在しない仕事を行う。

その顧客に合うように、常に工夫を加えていくスタイルだ。


例えば、社会人と学生が話し合う場を提供するのは、

後者のほうだ(ネクストリンケージのイベントなど)。



◆いわば、コンサル的な調整役◆

コーディネーターは、コンサルティング機能を持つ。

しかし、コーディネーターのほうがやや主観的に助言する。


インテリアコーディネーターを例に出すと、

インテリアの仕様書を渡しただけで終わるのではなく、

仕様書通りに進んでいるかの管理も行い、顧客からの

希望があれば適宜対応する。

この、診断・評価よりも「実行」にやや重きを置いているのが

コーディネーターなのである。



◆ブロガーのあとがき◆

コーディネーターは、どの業種においても必要とされる。

人と人の間にビジネスが存在する限り、

それを調整する役割を果たす存在は不可欠だ。

これからの時代、このような人材が活躍しそうな気がしてならない。