お読みいただきありがとうございます
私はヨウの友人のセイヤです。
今回は前回の記事の続きです↓
この記事では事件の被害者であるヨウの半生についてお話しさせていただきます。
私もすべて知るわけではないので主に中国での医療過誤と日本での彼の生活をお話しさせていただきます。
1.訪日前のヨウについて
ヨウは中国で優秀な学生だったと聞いております。
彼は復旦大学を卒業しました。日本ではなじみないのでわかりやすい例えをすると復旦大学は日本でいう東大にあたる名門大学ですね。
彼はその大学を卒業後、夢を叶えるために東大へ入学、名門から名門へ渡り歩き優秀な人材として活躍するはずでした。
2.訪日後のヨウについて
訪日後の彼は中国に来る前と違って不調続きでした。
突然始まる激痛、常に襲う飢餓感、突発的な意識障害。
謎の症状のせいで彼は東大の授業をまともに受けることすらできませんでした。
数々の病院を渡り歩き検査した結果治療困難な難病であることが判明しました。
3.難病、エンプティノーズについて
皆さんはエンプティノーズについてご存じでしょうか?
エンプティノーズとは鼻閉の改善目的の手術で発症してしまう難病です。鼻の中が空っぽになり乱流が生じ、フィルター機能、加温加湿や抵抗器としての機能がなくなってしまうのです。
彼は高校生の頃鼻炎の手術をする際に鼻の中でフィルターの機能をする骨を砕かれてしまい、それ以降、悪化の一途をたどっています。
4.その後のヨウ
診断後、彼はなんとか東大に残れるよう尽力しましたが難病による体調不良で出席日数が足らず退学を決意。
彼は難病と闘いながらも細々と生きていくことを決めました。
しかし、難病を患った彼を狙ったかのような詐欺が訪れてしまいます。
次回の記事でお話いたします。