3月25日、昨年申請した補助事業の結果報告のプレゼンテーションがアスト国東にて行われました。
実は当初、この補助事業に参加することを私は拒否してました。
上限が15万円、浅はかな私は「そんなお金があるなら被災地に寄付すればいい」
今だから言えますがそんな風に思っていました。
でもメンバーから、
「これに参加してもっと大きな支援をしよう」と言われ、逆に責任を課し、事業申請に臨みました。
お金が欲しいわけではなく行政との連携を図るため。
とにかく当時はいてもたってもいられなく早く何かしたいと思っていました。
でも、その事によりこの1年、とても大きなものを得ることが出来たと思います。
心から「仲間」と呼べる仲間とめぐり合えたこと、人を大切にすること、もちろん理解されない悔しさも感じたこともありましたがそれが「悔しい」と思える大切な気持ち、自分は本気でやってると確認できたことがもしかしたら大切なことだったのかもしれません。
いつものように前置きは長いのですが皆様に事業報告を行います。
SEP(セーヴ・イースト・プロジェクト)は昨年の東日本大震災直後に、文字通り、
被災地の復興支援のために市民の有志で立ち上げたボランティア団体です。
平成23年度の補助事業の報告を行います。
第1回目のイベントは5月22日、国東町にて開催
弁当のBで「B-1バトル」と題し食のイベントを開催
野外では地元のキッズダンスやカラオケ、コンサートなどのステージイベントも行われました。
お弁当には福島産のコシヒカリが使用され、「国東ん美味いもんで福島米を食す」
をキャッチフレーズに各店が約20食を作成。物流を起こす復興支援として550食を完売しました。
その他、国東の特産品や被災地のお酒の販売も行い義援金を集めました。
各店舗には売り上げの10%を出店料とするシステムを組み、必要経費を除いた全てを義援金に充てました。
第1回目の義援金は60639円、日本赤十字社を通じ被災地へ送られました。
4町持ち回りを掲げたSEPのイベント、第2回目は8月6日国見町ごんげん祭りの参加です。
国東でボランティア活動などで活躍の国東高校JRCの生徒を主役とした「高校生レストラン」を企画。
テーマは「盛岡冷麺」、フルーツをトッピングする盛岡冷麺の特徴に、国東独自のひまわり油を使った特製ソースをかけた
「国東ひまわり夢冷麺」
本番当日、市内のホテルにて早朝から仕込みを行い250食を作成。
会場の海浜公園では子供たちを対象に「宝探し」も企画
お昼の部では強風に見舞われましたが高校生が想像以上の大活躍。
その甲斐もあって夜の部では雨も上がり用意された冷麺250食、岩手県宮古名物「小豆ばっとう」150食を見事完売しました。
第3回は安岐町での「瀬戸内女子駅伝」
この駅伝では初めて東北から選手を招待するということもありSEPから参加を申し込みました。
岩手生めん協同組合の協力のもと、麺料理の催しを企画。
タイトルは生麺をもじって「岩手イケメン大集合」に決定。
食を通じた復興支援をこの時より「フード・アクション くにさき」と命名
タイトルのロゴは国見町のイラストレーター中野伸哉さんが考案。
Fの四角は建物「都市の再生」、Aの矢印は「森林の再生」と復興への矢印をイメージしたものです。
このイベントには13店舗が参加、ラーメン、うどん、そば、また岩手のじゃじゃ麺、冷麺、むぎかっけなども販売され約700食を販売。これまでスタートからゴールまでの空白だった時間に多くの方が訪れ、その効果を実感することが出来ました。
尚、瀬戸内女子駅伝には本年も参加の依頼があり企画を考案しております。
1月には岩手県陸前高田市から国東に移住された村田さん御夫妻を招き、お二人の移住のきっかけとなった和気優さんのチャリティーライブを市内の施設で行いました。
音楽、食、農業のイベントを行い、多くの人や報道陣で賑わいました。
また、この日の売り上げを支援としてお二人に贈りました。
そして3月11日、
12月に弥生のムラ周辺に植樹した夢咲き桜の植樹と、震災が起きた同日を「復興の日」として
チャリティーイベントを開催。SEP、夢咲き桜の会、国東市の共催となりました。
フードアクションとして参加店舗には桜にちなんだ商品やお花見弁当の作成を依頼。
約600食を販売され、あわせて東北の物産展も催しました。
桜天
桜ピザ
桜餅
桜アンパン
会場では和気さんのライブ、地元内田太鼓保存会の演奏、そして村田さんの震災講演なども行われました。
そして、震災が起きた午後2時46分
市内に響くサイレンとともに参加者全員で黙とうを捧げました。
その後、弥生のムラ古代土器づくり講座の皆様が作成した紙雛約3000体を田深川に流し犠牲者の慰霊と早期復興を願いました。
参加者には陸前高田から送られた桜アップルパイを無料配布いたしました。
来年もこのような活動を通じ、元気なまちづくりに貢献していきたいと思います。
SEPではこの1年間を通じ、単なる募金活動だけではなく、これまで交流の無かった「人の繋がり」と「4町の融合」を生みだし、関係者やより多くの市民が参加することで地域が活性し、且つ、被災地の長期支援に結びつく活動を目的としてイベントを開催してきました。
被災地では今後も継続的な支援が必要となります。
1年の取り組みで27万円の義援金を生みだすことが出来ました
これは全て国東市民の皆様が生みだした「支援の力」です。
この義援金がどのような形で生かされたか分かるよう今後はその都度送り先を特定し皆様にお知らせしていきたいと思います。
尚、2回目以降の義援金の積立、約21万円は4月中に被災地へ送る予定にしており、被災地の復興に役立てていただきたいと思います。
国東らしい、先進的な支援の在り方を模索し、今後も活動に取り組んでいきたいと思います。
悲しみに暮れた1年はもう過ぎました、これからは元気な国東から力強く、明るい支援を皆様の笑顔とともに届けていきたいと思います。この震災は絶対忘れてはいけません。
協賛店の皆様、関係者の皆様、そしてJRCの皆様、本当にありがとうございました。
SEPはこれからも走り続けます。
この国の東のために、この国東のために・・・

































































