梅といふものは極く小さい花である。梅は主を意味する。主の元は梅であります。主といふのは皇国の『ス』であり、世界を統る『ス』であり、主の『ス』であります。
それで国は梅の五弁の梅ーーーこの梅といふものは五つになっている。これが本当の白梅の、本当の昔の梅であります。国も五大洲に分れている。又人のーーー吾々の日々行ふ所の道も五倫五常の道ーーー人間も五つであります。頭と両手と両脚とで五つになっている。それで梅の花といふことは一切万事に対して言はれた言葉であって、総てを総るといふ意味が含まれている。三千世界といふのは、過去、現在、未来、或は天国、地獄、中有界、どっから見ても三千世界であります。又現界、幽界、神界と云つても三千世界となるのであります。元来三千世界と云ふのは三千大千世界といふ事を略したのであります。
『出口王仁三郎全集』第5巻,高木鉄男,昭和10. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1138144
