人間の死するや、神は直にその霊魂の正邪を審判し給ふ。故に悪きものの地獄界に於ける醜団体に赴くは、その人間の世にある時、その主とする所の愛なるものが地獄界に所属して居たからである。又善き人の高天原に於ける善美の団体に赴くのも、その人の世に在りし時の其愛、其善、其真は正に天国の団体に既に加入して居たからである。
*
人間に於ける高天原の状態とは真と善と美の相和合せし時であり、根底の国の状態とは邪悪と虐偽とが人間にありて合致せる時を云ふのである。人の霊魂中に在る所の真と善と美と和合する時は、その人は直に天国に昇り、人の霊魂中に在る邪悪と虐偽と合致したる時は、その人は忽ち地獄に堕っるものである。斯の如きは天の八衝に在る時に於て行はるるものである。
『出口王仁三郎全集』第2巻,高木鉄男,昭和9.国立国会図書館デジタルコレクションhttps://dl.ndl.go.jp/pid/1138063』
『出口瑞月著『霊の礎』,天声社,大正13.国立国会図書館デジタルコレクションhttps://dl.ndl.go.jp/pid/919290』
