悪気を払ひ清める行事が禊祓である。而して禊祓にも色々あって、斎戒沐浴も其の一種であり、神籬による祓戸、祝詞奏上、鎮魂等、総て禊祓の一方法である。而して若し人間が悔い改めと禊の業を修めずして邪気愈々天地に充満し来る時には、祓戸の神の御発動となって暴風豪雨等に依って邪気が清められるのである、神の恩寵最も豊なる我国に於て特に然りである。故に我国に於ては古来国難の当来する前に於ては、殊に自然界の変災が多いのであって、これは神が特に日本を愛し給ふ象徴なのである。
出口王仁三郎 著『惟神の道』,天声社,昭和10.12. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1137357
