天国、霊国にも、貧富高下の区別がある。地上の世界に於てその富を善用し、神を信じ、神を愛するために金銀財宝を活用したる者は、天国に於ては最も勝れたる富者であり、公共のため世人を救ふために財を善用したるものは中位の富者となって居る。又現界に於てその富を悪用し、私心私慾の為に費やし又は蓄積して飽くことを知らなかった者は、其の富忽ち変じて醜穢となり、窮乏となり、暗雲となりて霊界の極貧者と成り下り、大抵は地獄に堕するものである。
『出口王仁三郎全集』第2巻,高木鉄男,昭和9.国立国会図書館デジタルコレクションhttps://dl.ndl.go.jp/pid/1138063』 『出口瑞月著『霊の礎』,天声社,大正13.国立国会図書館デジタルコレクションhttps://dl.ndl.go.jp/pid/919290』
