高天原に於ける団体は、大なるものは十万人もあり、五万人、三万人、一万人、五千人、尠い団体になると四五十人のもある。故に各自の団体の天人は、自分の団体の一人でも多くなることを希望して居るから、天国へ上り来る人間に対して、非常なる好感を以て迎へる。
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天国に住める天人は、地上を去って天国へ昇り来るべき人間を非常に歓迎し、種々の音楽などを奏して待って居るものである。故に吾人は天国を称して霊魂の故郷と言ふのである。真神即ち主なる神は、人間の地上に於て善く発達した完全なる天人となって天国へ昇り来り、天国の住民となって、霊的神業に参加する事を非常に歓び給ふのである。天国の天人も亦人間が完全な霊体となって天国へ昇り来り、天人の仲間に成ることを大変に歓迎するものである。
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天人の住宅は地上の世界の家屋と何等の変りが無い。只その美しさが遥に優っているのみである。その家屋には地上家屋の如く奥の間もあり、寝室もあり、部屋もあり、門もあり、中庭もあり、築山もあり、花園もあり、樹木もあり、山林田畑もあり、泉水もあり、井戸もあって、住家櫛比し都会の如くに列んで居る。亦坦々たる大道もあり、細道もあり、四辻もあること地上の市街と同一である。
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天界にも亦士農工商の区別あり。されど現界人の如く私利私慾に溺れず、只その天職を歓喜して、天国の為に各自の能力を発揮して公共的に尽すのみである。
『出口王仁三郎全集』第2巻,高木鉄男,昭和9.国立国会図書館デジタルコレクションhttps://dl.ndl.go.jp/pid/1138063』
『出口瑞月著『霊の礎』,天声社,大正13.国立国会図書館デジタルコレクションhttps://dl.ndl.go.jp/pid/919290』
