地球表面に於ては北極である。神諭に『今迄の世の元の神を、北へ北へ押篭めて置いて、北が悪いと世界の人民が申して居りたが、北は根の国、元の国であるから、北が一番善る成くぞよ・・・。人民は北が光ると申して不思議がりて、いろいろと、学や智慧で考へて居りたが、誠の神が一所に集まりて、神力の光を現はして居る事を知らなんだぞよ』とあるが、真に人間の智慧や学問では、解釈の出来ない神秘は、北に隠されて居る。北光、磁力は申すに及ばず、気流や気象なども、北極とは密接の関係がある。即ち地球の罪穢邪気は悉く一旦北極に吹き放たれ、爰で遠大なる神力により、処分されるのである。序に一言して置くが、罪を犯した者が、根の国底の国に落るのは、詰まり神罰で、これも一つの修祓法執行の意義である。別に根の国、底の国といふ、地獄めきたる国土が、存在するのではない。何処に居ても、神罰執行中は、其処が根の国底の国である。
『出口王仁三郎全集』第1巻,高木鉄男,昭和9.国立国会図書館デジタルコレクションhttps://dl.ndl.go.jp/pid/1138033