9月16日 | まなちゃんを救う会

9月16日

 9月16日 皆様、いつも私たち家族を温かく見守ってくださり、本当にありがとうございます。なかなか愛の近況をご報告できず、申し訳ありません。

 愛は心臓の状態が安定しているため、現在は2ヶ月に一度の通院となっています。16日は7月の外来から二ヶ月が過ぎた、久しぶりの診察となりました。この一週間、ずっと咳や鼻水の症状が出ていましたので、通常の心臓の薬のほかに、様々な風邪薬も処方していただきました。アーチストやアスピリンといった心臓に関わる薬は苦くても飲むことのできる愛ですが、子供向けに作られたちょっと甘い風味の薬が出ると、とたんに薬を飲むことをひどく嫌がるのが困りものです。心臓の方は相変わらずの調子で、以前と比べてよくなる様子はありません。ほかの健康なお子さんと比べて、安静時でも心拍数がやや高めなのは、おそらくまだ心臓の一部の機能が正常になっていないからだそうです。具体的に心臓のどの部分が機能していないのか、これからまた詳しく検査していくことになるかもしれませんが、いずれにせよ、愛がまだ完全に回復したわけではないのだということを改めて認識する一日でした。普段の生活の中では、本当に元気一杯に過ごしている愛なので、親としてはつい「これでもう大丈夫」だと思ってしまうのですが・・・。これからも不安定な気候が続くようなので、ひどい風邪を引かせないように注意して過ごしていきたいと思います。

 今年の夏、愛は暑い中でも元気に外を飛び回っていました。去年は家のベランダで毎日水遊びをするばかりでしたが、今年は近所の公園に水遊びに出かけたり、海水浴にも一度だけですが出かけることができました。愛は泳ぐのが大好きなようで、海では浮き輪につかまって一時間近く水の中をばちゃばちゃと動き回っていました。九月になった今でも「次に海に行くのはいつなの?」とたびたび尋ねてきますので、愛にとって海で泳いだことは、何よりも楽しい夏の思い出になったようです。

 そして日増しに体力がつき、やんちゃになっていく愛に、両親は振り回されてばかりの毎日です。最近は「何で?どうして?」と何でも質問攻めにしないと気が済まず、気になったことは何でも自分でやらなければ気が済まず・・・動きもすばやくなってきたので、はっと気付くととんでもないところに一人で行ってしまうこともあったりで、愛と一緒にいて両親は気の休まる暇がありません。それでも、夜になってぐっすり眠っている愛の寝顔を見ていると、日中愛の言動にきりきりさせられるようになった私たちは、本当に幸せ者なのだとしみじみと思います。あれも困った、これも困った・・とばかり考えず、愛がこうして元気に笑って日々を過ごせること、それを私たち家族が見守っていくことができることを何よりも幸せなことだと感じながら、一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。愛の健康管理を最優先に考えながら、家族で力を合わせて病気と向き合っていきますので、これからも引き続き温かく見守ってくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

                     光一・玲子