かるちゃんを助ける会への募金をいたしました | まなちゃんを救う会

かるちゃんを助ける会への募金をいたしました

まなちゃんを救う会よりご報告です。


2008年5月20日、まなちゃんを救う会でお預かりしております募金余剰金より、かるちゃんを助ける会 (http://www.karuchan.com/) に1,030万円の募金をいたしました。


かるちゃんは、1989年誕生。産後、福岡市立こども病院へ転院。検査の結果、修正大血管転位、両大血管右室起始、肺動脈狭窄、心室中隔欠損、動脈管開存との診断を受けました。1992年3月ラステリー術、術後完全房室ブロックにて、4月ペースメーカー植込術、7月弁逆流のため弁置換術を受けて、心臓に不自由を持ちながらも一生懸命に成長されました。その後ペースメーカーを抱えながら小学校・中学校に通いました。2005年4月県立青松高校通信制入学されました。しかし、2006年4月同校休学。5月九州大学付属病院で医師との協議を行い日本大学付属病院心臓血管外科の南教授の紹介によりドイツのバード・ユーンハウゼン心臓病センターからの受け入れの返事があり海外渡航の道が開けることになりました。そして2008年1月、ドナーが現れ心臓移植を受けて元気になりました。


「かるちゃんを助ける会」は、当初目標金額5,000万円の募金をし、68,726,180円が集まりましたので、安心をしておりました。しかし渡航から帰国まで1年6カ月かかってしまい、病院からの請求額が現時点で644,360.59ユーロ(1ユーロ160円換算で1億300万円)となってしまいました。


まなちゃんを救う会では役員会で議論をした後に、かるちゃんを助ける会の方と連絡を取り合い、まなちゃんを救う会でお預かりしている募金余剰金の活用を申し出たところ、お受けいただけるとのご返事をいただきましたので、募金をいたしました。


まなちゃんを救う会では、かるちゃんが順調に回復できることを願っています。


また、今後もお預かりしている募金余剰金については、有効に活用していくことにしております。


2008年5月
まなちゃんを救う会代表
江崎敦雄