帰宅しました | まなちゃんを救う会

帰宅しました

 11月7日 いつもたくさんの応援をありがとうございます。


 本日、日本医科大学多摩永山病院を退院し、帰宅いたしました。帰国直後に出た熱は下がったのですが、その後も微熱と嘔吐が少しあり、風邪の症状が見られました。しかしながら、大事にはいたらず、その間に検査と日本の薬への移行は順調に進みました。従来からのACE阻害薬とベータブロッカーに加えて、アンジオテンシン受容体拮抗薬の投与も始められました。先週の血液検査の結果から、BNP(心臓が肥大している状態で増加する心筋を保護するためのホルモン)の濃度が397pg/mlであることがわかりました。手術前のBNP値が2500ぐらいでしたので、ずいぶんと減ったことに喜びました。もっとも、健康な人のBNP値の目安は20以下で、心不全の患者さんは、200以下を目指して治療をするようですので、愛の結果は決してよいものではありません。しかしながら、これも心機能が回復してきている証と前向きに考えて今後の治療に臨みたいと思います。今後は、毎日の投薬と栄養剤の注入に加えて、通院(当面は週1回の予定です)と、愛の課題である口からの栄養摂取が行なえるようにリハビリ施設に通うことになります。


 約7ヶ月ぶりの家族3人揃っての我が家に、私たち両親もようやく一区切りがついたという安心した気持ちになりました。もちろん、これですべてが終わったわけではなく、まだまだ私たちの病との闘いは続くのですが、自宅に帰って来れたことにより、少し通常の生活に近づけそうです。ここまでたどり着けたことをあらためて皆様に感謝いたします。本当にありがとうございました。そして、今後とも私たちを見守ってくださいますようお願い申し上げます。


                                                    光一・玲子