診察日
皆様、いつも愛と私たちを温かく見守り、励ましてくださり、本当にありがとうございます。
ロマリンダは現在夜中の12時を過ぎたところです。愛は生後11ヶ月目を迎えました。
余命宣告をされてからというもの、明日がどうなるのかわからず、不安な毎日を過ごしてきましたが、
そんな中、愛がこうして無事に11ヶ月目を迎えられましたのも、皆様の支援があったからこそです。
いつの日か必ず元気になった愛を連れて、皆様に感謝の言葉を申し上げられることを夢見て、明日からもまた頑張っていきます。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
一昨日の木曜日、愛は小児科の診察がありました。
いつも愛を診てくださる小児心臓医とは違い、先月カンファレンスをした、小児科のドクターチノックの診察です。
一ヶ月ぶりということもあり、移植コーディネーターやソーシャルワーカー、他の小児科のドクターなど、大勢が愛を見守る中での診察になりました。
物々しい雰囲気の中での診察でしたが、愛の状態はこれまでと大きく変わったところは無いということで、今まで通り、自宅で感染症に気をつけながら、静かに生活するように言われて終わりました。
ただ、愛はこの一月で体重がほとんど増加しておらず(5.6kg)移植に備えてもう少し体重を増やせるといいのだけれど・・・・という話をされました。
心臓の悪い子は、心臓への負担を減らすために、本能的に体の成長を緩やかにしてしまう傾向があると、日本にいた時に言われていましたので、愛の体が大きくならないことに不安は無いのですが、
それでももう11ヶ月になろうという愛が、おっぱいだけで成長していくのはやはり難しいのだと思います。
けれども、五月の初めに湿疹ができてからというもの、愛は離乳食を全く食べなくなってしまっています。
栄養士さんの指導によれば、好きなものを少しずつあげれば大丈夫と言われたのですが、
あんなに大好きだったお粥もお豆腐も、全て口からおえーっと吐き出してしまうのです。
だましだまし口に入れても、火が点いたように泣き出しておっぱいを欲しがるだけになってしまいます。
食べること自体が嫌いになってしまうと困るので、無理に食べさせるわけにもいかず、こちらもどうしたらいいのか悩んでいます。
幸い、ベビーチェアーに座って、私たちの食事には付き合ってくれていますので、
私たちの様子を見て、いつか「私も食べたいなあ」と思ってくれることを期待しています。
玲子