桜 | まなちゃんを救う会

皆様、いつも愛や私たちに温かい支援をありがとうございます。

募金が目標額に達したという嬉しい連絡を、私は17日の朝、病院で聞きました。

感激で胸がいっぱいで、私は愛を見ながら、あふれる涙をこらえることができませんでした。

その後一時間もしないうちに、主治医の先生が愛の血液検査の結果を持って病室に来て、

脱水状態、貧血状態、電化質バランスなど、愛の状態を知る上で重要な項目が全て合格点

(もちろん健康な人に比べればどれも悪い結果ではありますが)になったので、

渡航まで自宅で静かに過ごしてもいいですよ、という、これもまた嬉しい話を伝えてくれました。

これからアメリカに行くと、いつまた家に戻ってこられるかわからないこともあり、

私たちは18日に、愛を連れて病院から自宅に戻りました。

現在私たちは渡航準備に忙しい毎日を過ごしていますが、愛は風邪を引くことも無く、落ち着いています。

この調子でロマリンダへ向けて出発できるよう、愛の健康管理に気をつけていきたいと思います。


そもそも、愛の今の心臓の状態では、本来ならばおっぱいを飲めない位衰弱していても不思議ではないそうです。

でも、実際の愛は、おっぱいをしゃぶったまま眠りに付くほど、おっぱいに対する根性を見せています。

何としても生きようと、愛なりに必死なのかもしれません。

主治医の先生はそんな愛を見て「奇跡のようだ」と笑っておっしゃいます。

私には、今回愛を応援してくださる皆様の気持ちが愛に届いて、

愛に『奇跡』を起こす力を与えてくださっているのだと思えてなりません。


募金をしてくださった方、

街頭募金に立ってくださった方、

募金箱を置くために、あちらこちらと奔走してくださった方、

愛のためにチャリティーイベントを企画してくださった方、

私たちに応援メッセージをくださった方、

千羽鶴を折ってくださった方、

周りに協力を呼びかけてくださった方、

そして愛の生きる力を信じてくださった本当に多くの方々、

どうかこれからも、愛の頑張りを見守り、応援してやってください。

私たちも愛が生きている限り、奇跡は起こり、未来は拓けるものだと信じて頑張っていきます。


今日、自宅の前の桜がちらほらと花開き始めました。

吹く風も日毎春めいて、温かく感じられます。

まるで皆様からの温かいメッセージが、この街まで桜を運んできてくれたみたいです。

もう少し温かくなったら、愛に桜を見せてあげられるかなと、

本格的な春の訪れに期待している、今日この頃の母です。


                                               玲子

自宅の愛060322     キリンのがらがらで遊ぶ愛・・・・・自宅にて