北九州市「具体的要請あれば検討」

震災廃棄物受け入れ問題

北九州市議会・環境建設常任委員会が11月7日午前開催され、環境局が釜石市の震災廃棄物処理の現状と、釜石市への支援状況を報告した。

釜石市では7月から廃棄物処理の施行事業を行われ、11月からは本格事業に向けた手続きが開始される予定。施行事業では、鉄スクラップを売却し木チップはセンメント会社で処理した。

一方、可燃物のプラスチックや繊維類は一定の放射能濃度があるため、市外処理が困難になっているという。来年1月に試運転させる旧清掃工場(新日鉄エンジニアリング・ガス化溶融炉)で処理することを検討しているという。本格事業は地元企業の活用を含め、発注方法などを検討中。

また先月行われた環境省の「災害廃棄物の受入検討状況調査」についても報告があり、「検討状況」は該当する項目(A~C)がなかったため、回答していない。「検討内容」(自由記入)では釜石市に職員を派遣していることと、「現時点では検討を行っていないが、具体的な要請があった場合には検討を行うこと」と記入。

想定受入処理能力は年間3万9500トン。国への要望として、放射能濃度について国民の安全安心の観点からの受入基準の考え方を示すよう求めた。

(2011年11月11日付)



(北九州市資料より)



再三、市に出向いたり電話で話したりしてきましたが、今のところ考えてない、の一点張りでした。


国や民間業者に責任なすりつけの態度そのもの。誰が信用するか?という言い分。監視と反対の声をあげ続けることしかありません。


Twitterでは、白紙回答だった!と、喜ぶ人達が多かったですが、白紙って、ちっとも良くないですよね。

その点を憂慮して、北九州の反原発の方々に、駅前でマイク使って呼びかける機会があるなら、受け入れ拒否の呼びかけもお願いします!と言ってきたんですが、

正真正銘の当事者ですからね、道行く人に反原発をアピールするにも具体的で良いかなと。

しかし、なぜか、

福岡の1万人集会の成功が優先!と言われ…白紙回答だからと安心したんでしょうか?

私の提案は通りませんでした。

あるいは、K党のお決まりの、全党一致には至らないからだったのでしょうか?

てか、白紙じゃないし。


事象のつながりや行間を想像することはそんなに難しいんでしょーか?

1点、1面、それがバラバラにあるわけないだろうに。

私の頭じゃ、活動家、運動家の考えはワカラナイ。

個々が考え判断し行動するしかない。


今朝のTwitterより。

北九州市は、千葉県流山市から受け入れた118tの廃棄物から基準値を超える放射性物質が検出されたことを受け、残る廃棄物を流山市に年末までに全て送り返すことを決定した。(RKB) 

これ、北九州はマトモだったと喜ぶ人が多い。

そうかな。


北九州市環境循環課

0935822187


補足


北九州に問い合わせたところ、

流山の件と、釜石からのがれき受け入れはあくまでも別件。

要請あれば、基準値ふくめ検討するとのこと。