当日の思い出せた出来事をメモとして残す。

手術衣に着替え兄、義姉と共に手術室のある階へ移動。ふたりと別れるまでは割と平気だったんだけど
ふたりと別れ手術室へ入ると、冷んやりした空気と、なんか寒々とした雰囲気に一気に不安が。
さすが大学病院ってことなのかな。
広い空間に幾つかに分かれた部屋(手術室)があり、看護師さんたちがあちこちにいて。
なんか。温もりがないというか。無機質な空間だった。

言われるままベッドに上がり、寒さにちょっと不安になりながらマスクを装着していくうちに、意識がなくなった。

意識が戻ったのは術後一晩はここで過ごすと聞いていた、ICUに移動した後。
医師が処置?しながら話している声が聞こえた。

ストーマの位置が寄りすぎてあってないからさー

みたいなことを言っていた。
サーッて血の気が引いた。
あれだけ嫌だと。なんとかストーマにならないように!と祈っていたけど、ストーマになっちゃったんだ!
物凄い絶望感。
でもまだ声を出す気力がなくて、確認することができなかった。

うとうと、眠ったり目が覚めたり。を繰り返す夜中(たぶん)
ICUといってもドラマに出てくるようなものではなく、広い部屋をカーテンで仕切ってベッドが何台もあるって感じ。
おそらく当日手術した、なんらかの不安がある人だけがいるみたい(その後大部屋に戻った時、術後夕方部屋に戻って来た人もいたから、全員がICUに泊まるわけではないようだ)
基本的には静かなんだけど、時々ご年配の方の叫び声や唸り声が聞こえてきて怖かった。あれがせん妄というやつなのかなぁ。

寒くてガタガタ震えたのを覚えている。看護師さんが時々来てあっためてくれたような?うろ覚え。

3/27
朝になって、看護師が歯磨きしましょう。と来たけど動けず断った。手術の翌朝に歯磨きできるもの⁉️って驚きもあった。
車椅子で病室に戻るはずだったけど全く動けず、結局ベッドのまま移動となった。
とにかく辛くて動けない。

そっとストーマの位置を触れるものの包帯?などで確認できず。怖くて看護師さんにも聞けないまま、不安と絶望のまま過ごす。

腹腔鏡での手術予定がやはり癒着が酷く、結果開腹手術に。そのため時間も長くかかったみたい。
腸も、憩室があるため25センチ切ったとのこと。