久しぶりの井の頭公園 | 吉祥寺 my home life

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2014年に吉祥寺にマンションを購入するまでの奮闘記や、吉祥寺での現在の日々を綴っています。
2019年8月に自著「吉祥寺までの道のり アラフォー独身女性住みたい街にマンションを買う」(文芸社)を出版致しました。

久しぶりに井の頭公園を散歩しました。

 

虫が苦手な私は、7月~9月の終わりくらいまでは極力公園には近寄らないのです。

 

気候も涼しくなってきたこともあり、弁財天様にお参りもしたかったので約3ヶ月ぶりに出かけました。

 

天気が良いので、木々のグリーンもくっきりした感じです。

パークサイドマンションを望む七井橋からの眺めが好きです。

前方のマンション群は一見大きな一つのマンションに見えますが、実は3棟のマンションが隣接しています。

向かって右から

・井の頭パークサイドマンション

・メゾン井の頭

・井の頭第2パークサイドマンション

 

井の頭パークサイドマンションは少女漫画界の巨匠の大島弓子先生がかつて住んでいたことで有名です。

映画「グーグーだって猫である」では主人公はこのマンションに住んでいる設定でした。

 

この3棟のマンションは維持管理のレベルが高いことで有名で、築40年を超えても価格が下がらないヴィンテージマンションです。

以前聞いたところによると、現在の建築基準法では同じ規模の建物が建てられない為、住民が一致団結をして建て替えではなく、耐震補強をしながら維持をしていくという方針を取っているそうです。

 

で吉祥寺に住みたいと思う人であれば誰もが憧れるマンションではないでしょうか。

 

そして、今日久々に井の頭公園を散策中にふと9年前のことを思い出していました。

 

以前もブログに書きましたが、まだ吉祥寺へ移住する前の2009年の春に、吉祥寺への移住の実現を目前にして勤務先を会社都合で退職することになりました。

 

退職勧告をされた日に、井の頭公園へ来てベンチに座って、いろいろ考えながら「必ず吉祥寺に移住してみせる」と固く決意をしました。

ここがその時に座ったベンチです。

 

散歩をしながら当時の先行き不安だった気持ちを思い出していました。

 

現在も日々悩みや嫌なことがまったく無いわけではありませんが、あの時の気持ちを思うと今はすごく恵まれていて幸せだと感じます。

大げさに言えば、住んでいる街に幸せにしてもらっているのかもしれません。