他人の飼い犬を蹴り続け…"虐待”の一部始終が防犯カメラに 広島

Yahoo!(広島ホームテレビ)
2020/05/20
 
 
 
黒い瞳が愛らしい10歳の柴犬。この犬を虐待する男の一部始終が防犯カメラに残されていました。 
 
犬小屋に向かってまっすぐ歩くひとりの男。
 
何度も何度も執拗に犬を蹴り続けます。
 
今月13日午後7時ごろの映像です。
 
逃げようとしたのか犬は一度小屋から出てきますが男はすぐに追いかけます。
 
そして柵をずらし侵入さらに、およそ20秒間蹴り続けました。 
 
飼い主の男性は「会社で飼っている犬が虐待を受けている(と聞き)慌てて会社に来た。
 
殺されるというくらい犬は感じていたと思うので(犬は)怯えている状態で震えていた」と話していました。 
 
犬は福山市内で会社の番犬として飼われていました。
 
骨折などの大きなケガはしていませんが食欲もなく、事件前のような元気さは戻っていません。
 
 「(事件後)成人男性が受け付けないのか、僕の言うことはまず聞こうとしないし、触ろうとするなら尻尾を下げる。(事件前と)一変しました」 
 
飼い主の男性によると犬を蹴っていたのは近所に住む男で、当時酒に酔っていて自分が犬の散歩をしていて吠えられたことに腹を立てたといいます。
 
警察が関係者から話を聞いています。 
 
飼い主男性は「家族一員として我々飼い主は世話をしてきていますから、家族がこんな事件に巻き込まれるのは許せない」と話していました。