http://www.saitama-np.co.jp/news/2018/12/16/08_.html
埼玉新聞
2018/12/16
ペットも人間も同じ、一つの命を大切に 不幸な猫が増えないよう、動物福祉団体が熊谷の小学校で出前授業
地域猫対策を進める熊谷市の動物福祉団体「COCOレンジャー」は13日、市立妻沼南小学校(清水登校長、児童数135人)で出前授業を開いた。行き場のない多くの犬猫が殺処分されている現状を説明し、「ペットも人間と同じ。たった一つの命を持っていることを感じ、大切に扱ってほしい」と呼び掛けた。
COCOレンジャーは2014年に発足し、14人のメンバーが活動している。「殺される命を産ませない」をスローガンに、不幸な野良猫が増えないよう不妊手術を施して地域で見守る「TNR」を推進。啓発活動として2年前から出前授業を実施している。
この日は重竹淳一代表(63)らが講師を務め、4~6年生66人を対象に、年間で約4万頭の犬猫が殺処分されていること、ペットの迷子に備えて住所や連絡先を記入した迷子札を付けること、動物を飼う際は最後まで責任を持つことなどを話した。
授業の最後、保護センターに引き取られた捨て猫が題材のDVDを鑑賞した。寒さと空腹で次々ときょうだいが死んでいく中、幸せを求め譲渡会で飼い主を待つ内容で、ペットを飼っている子どもの心に響いたようだった。
インコを飼っている6年生の常田渉君(12)は「授業を聞いて命の大切さが分かった。ペットにも家族や友達のように接したい」。ネコと暮らしている5年生の橋本愛可さん(11)は殺処分される犬猫の多さにショックを受けたといい、「ネコともっとたくさん遊んであげて、責任を持って最後まで面倒をみたい」と話していた。