https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181205-00010003-khbv-l04

 

Yahoo!ニュース(東日本放送)

2018/12/05

【宮城】大和の野生キツネ 感染症発症か

 
今年の夏から宮城県大和町で目撃が相次いでいた野生のキツネです。感染症にかかったとみられることが分かりました。付近を通りかかった人が餌をやり抵抗力が落ちたのが原因とみられます。

村松美紗リポート「しっぽの毛がかなり抜けてしまっているように見えます。車や人を怖がっている様子がありません・・・」。

宮城県大和町吉田の県道に現れた1匹のキツネ。カメラを怖がる様子はなく自ら近づいてきて車に飛び乗ろうとしました。餌をもらおうとしたのでしょうか。今年8月から道路沿いの同じ場所で目撃が相次いでいるキツネとみられます。

2カ月前の映像と比べると、冬毛への生え変わりの時期は終
わっているにもかかわらず全体の毛が減っているように見えます。

付近をパトロールしているボランティアによりますと、このキツネは激しいかゆみを伴う疥癬という感染症を発症した可能性が高いということです。

ボランティアの森林パトロール員・千葉文彰さん「(夏は)毛並みも良くて尻尾もふさふさしていたのですがあまりの姿の変わりように愕然としました」。

疥癬はダニの寄生が原因の感染症で野生動物が発症すると皮膚が角質化したり毛が抜けたり、といった症状が出ます。このキツネが疥癬を発症したのは人間の餌やりで雑菌がない餌に慣れてしまい抵抗力が落ちたことが原因とみられます。

ボランティアの森林パトロール員・千葉文彰さん「自然治癒で治るとは考えられないというか考えにくいと思います、エサやりはいけないことエサを与える結果がこうなんだということを知ってもらいたいです」。