
伊賀タウン情報YOU 2016/05/31http://www.iga-younet.co.jp/news1/2016/05/100-2.html
さくらねこ無料手術100匹引き受け
県獣医師会伊賀支部
さくらねこ無料手術チケットを発行する「どうぶつ基金」(佐上邦久理事長、本部・兵庫県芦屋市)の協力病院になっている三重県獣医師会伊賀支部(辻勝彦支部長)はこのほど、今年度は飼い主のいない猫に対する去勢・不妊手術100匹(昨年度64匹)を引き受けることを決めた。 【「殺処分ゼロの実現を」とがっちり手を組む辻支部長(左)と千田さん=伊賀市四十九町で】
同伊賀支部が全国の獣医師会の中で初めて同事業への参加を決めたのは昨年6月。「猫の殺処分ゼロを実現するためには、飼い主のいない猫の去勢・不妊手術が欠かせない」として、伊賀、名張両市内の8病院が協力病院として参加した。
チケットは「一般ボランティア」と「行政」枠に分けて同基金が発行しているが、伊賀地域限定の行政枠のみで、伊賀保健所を通じて、同保健所の承認を得た両市の猫の救済ボランティアや地域住民などに手渡している。
今年4月から1枚のチケットで、同手術の他に新たにワクチン接種とノミの駆除が加えられ、住宅地や野原で生活する地域猫の病気が軽減するものと期待されている。
どうぶつ基金、獣医師会、保健所、猫の救済ボランティアなどによる連係プレーで、猫の殺処分数は激減しているが、辻支部長は「無理なく続けていくことが重要。いい流れを作り、他の(獣医師会)支部が手を挙げてくれればうれしい」と期待し、同保健所衛生指導課の千田明郎さんは「犬、猫の殺処分のゼロを目指すため、これからは飼い主や地域住民への理解と啓発活動が重要」と話した。
一方、両市の猫の救済ボランティア団体の一つ、「ねこともの会」代表の村木文恵さんは「チケットが発行される前は、市外の動物病院へ運んで手術(有料)をしてもらったりしていましたが、今は費用の負担も労力も軽減されて、獣医師会、保健所の皆さまには本当に感謝しています。これからも無理なく続けてほしい」と話している。
問い合わせは、伊賀保健所衛生指導課?24・8080へ。