2012メッセレポ その2 ファツィオリ(一部加筆修正) | Cisalpinoのブログ

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ドイツ南西部の田舎町に住み、地元で働く筆者が、日頃の生活で見たり体験したことなどをありのままに綴った気ままなブログ

2012年3月24日(土)


さて、今回個人的にいちばんの楽しみやったンは、久ぶりにお目にかかれたイタリアのこのメーカーはんのとの再会でした・・ラブラブ


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歴史はそれほど長くはありまへんが、グランドピアノばかし6種類ほど製造してはります。


なかでもイチオシはこれ・・
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じゃ~んっ、全長3m08cmの超大型コンサートグランド・・ピアノ


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斜め横から見た限りではピンときまへんが・・



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座って真正面を見ると、こんな感じ・・



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ハンパでない長さなのがおわかりいただけるかな?


長さ3m超のグランドピアノってほか聞いたことあらへんさかい、おそらくこれが今ンとこ世界最大のピアノってことになやろネ・・ヽ(゚◇゚ )ノ音譜


このピアノのもうひとつの特徴は、
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ペダルが4本なこと(普通のグランドピアノは23本)


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後ろ側から見たところ。


これらのうち、左側2音色に変化させるのですが・・、

うち左から2番目のは・・
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ダウン ダウン
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普通のグランドピアノと同じくキーボード部分が

    上下矢印               上下矢印
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ごくわずか右にスライドする
ンですが

・・ちとわかりにくいかもですが、すんまへん・・


左端のは
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    ダウン             ダウン

アップライトと同じようにハンマーが若干上に持ち上げられて


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    上下矢印            上下矢印
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弦との距離がより狭まる型なんですわ・・( ´艸`)


しかし、ワテは何年か前にこれらのペダルを使ぅて試してみましたが、どれも効き目よ過ぎて使いこなすことできへんかったとですわ・・

・・むっ汗


・・ってかワテ、こんとき感じたンではりますが、このペダルを使いこなせるには

・・よほどこの楽器の扱いに精通しとる人か、あるいは・・

・・よほど熟練した技と訓練積んだ人でもないかぎり操るのは不可能?!とみたンではります・・ヽ(;´Д`)ノ


がしかし、あくまでド素人なワテの私見ではりますが

これほどのスケールになると極々わずかな微妙~な力加減することによって音色・音量に表現力など自由自在にコントロールすることが可能

なんではります・・ピアノ


こないな芸当ができるのも、この楽器の大きな魅力のひとつといえまっしゃろな

・・ピアノラブラブ


あ、それから鍵盤のサイズは、他社の標準型コンサートグランド(270cm280cm)とほぼ変わらんみたいっす。


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    ダウン                    ダウン 

参考までに
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グロトリアン・スタインヴェークのコンサートグランド(277cm)と比較してみます。


こちらの方がわかりやすいかも?
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ファツィオリF308

    ダウン                   ダウン
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グロトリアン


これ、日本にもだいぶ輸入されとるって聞きますさかい、もしどこかでお目にかかれたなら是非いちどお試しされることおススメします~・・ニコニコ


その3.につづく


Spaichingen. So, 01.04.2012