昨日、日曜日の夕方、同じアパートの1階に住むトルコ人夫婦にお茶に誘われて伺った。
我が子は、こちらの娘さんと絶賛絶交中だったため、自宅待機を選んだ。笑
(でも、その前の晩にこの娘さんと、同じく絶賛絶交中だった同じアパートの2階に住むロシア人の女の子から「ごめんなさい、許してください」
というメッセージをもらっていたのだけれど、「考えておく」と返事したのみで許してはいないらしい。
もう許してあげてまた仲良くすれば~?と思う反面、我が子の気持ちも分かる。
結局、いつも同じことの繰り返しになるから。
一緒に遊んでいたら、毎回女の子二人が大喧嘩になる、そしてそのケンカの原因をいつの間にか我が子のせいにしてしまうのだ。
例えるなら、浮気がバレてもうしませんって約束した彼氏/彼女が舌の根の乾かぬ内にまた浮気をしてしまうように
ケンカをしてはその責任を我が子に押し付けてくる。
前回、謝ってきたときに「どうしてボクがこんなに怒っているか説明できる?」と聞いたら、
「もうそんなこと覚えてないよ~」、「謝ったんだからいいじゃない。」と切り替えてしてきた女の子たち。
ああ、だめだ、許してもまた同じことが起こる、何も反省していない、同じことの繰り返しだ。と気づいた我が子。)
話が逸れましたが、お呼ばれなので何を手土産にしようかなと考えた。
先週、我が家でおもてなしをした時にドイツ人夫婦がお土産に持って来てくれたカヴァ(スペインのスパークリングワイン)を
キンキンに冷やして持って行った。
気軽にお茶を一杯~と言う感じのお誘いだったのだけど、
行ってみると、テラスにテーブルをセットしてくれてケーキやデザートやらを準備してくれていた。
手ぶらでいかなくて良かったと思った。
我が子(中2)とこちらの娘さん(中1)が同じ中学に通っているので、トピックは中学の話が多くなる。
トルコ人ママのナギハーン(仮名)は怒っていた、
娘、プリンセッシン(仮名)の担任に。
何もしてくれないどころか、
クラス内でのいじめを見過ごすこと。
(いじめられた子は、転校するらしい。。。)
クラス内に怪文書が出回った時(!)は、親には言わないようにと子供たちに口止めしたらしい。。。
ナギハーン:「学期末にみんなでお金を出し合って担任にプレゼントするでしょ?
うちは今回、参加しなかったわ!
当然だわ!
ありがとうなんてこれっぽっちも思ってないから。
娘を違うクラスに変えてくれるなら何でもするんだけど。」
(この学校ではいかなる理由があってもクラス替えをしてもらえない。
それで涙をのんで転校していった生徒をワタシは何人も知っている。)
学期末の担任の先生へのお礼って、オーストリアでは一般的なよう。
小学校の時は、毎回「みんなでお金を出し合ってお礼をしませんか?」と声かけしてくれる
オーストリアママが居たので、毎回便乗させてもらっていた。
でも、ワタシは一人でもやっていたと思う。
音楽学校の先生にも毎回、クリスマスの時期と学期末の時期にお礼を準備していたので
慣れているのだ。
中学に入って、我が子のクラスでは、昨年の学期末、この声掛けがなかった。
だから、ワタシは一人でお礼を準備した。
クラス担任且つドイツ語の先生
数学の先生
社会の先生
英語の先生
工作の先生
絵画の先生
音楽の先生
合計7人の先生に。
(生物の先生にも用意していたけれどタイミングが悪く渡せなかった)
ひとりひとりに必ずメッセージカードを付けた。
今年は、
クラス担任且つドイツ語の先生
数学の先生
絵画の先生
生物の先生
合計4人の先生。
(今年はプレゼントが十分に準備できなかった。日本のオシャレ文房具を用意するので)
ナギハーンは、娘、プリンセッシンの担任が何もしてくれないから当然プレゼントはしないと言った。
その気持ちも分かる。
充分、分かる。
我が子の担任も、特に何かをしてくれたわけではない。
寧ろ、ずっとUnderestimateされていると感じていた。
入学当初、我が子はこの学校に相応しくないとまで言われたのだ。
(ちょっと根に持っています。笑)
でも、ワタシはお礼を準備した。
ワタシがお礼を準備する理由は、いつか別の記事にまとめたいと思っている。
ワタシは、これからもお礼を準備すると思う。
サウロロフス
トルコのデザートもご馳走になった。