小学校のカラーテストは全て満点で当たり前 | オーストリアで暮らしてみたら

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同い年の夫と息子(12歳)の三人暮らし。
数年前にオーストリアへ移住しました。主婦の目線から日常で本当に使えるドイツ語と英語のフレーズをエピソードを交えながら綴っています。
TOEIC905点英検準一級(移住前)

こんにちは!

 

本日のブログタイトル、〇〇年前のワタシのことです。

 

小6のカラーテスト、算国理社、4教科とも連続で100点でした。

 

その後、地元の国立大附属中学を受験してそちらに進学しました。

(ワタシが希望したわけではなく。地元公立中学が荒れているという噂を聞いた母がとっても心配して。)

 

塾は、小6の5月か6月から通い始めました。

(現在は、新小4(小3の2月から)通い始めるのがデフォルトなんですよね!?

ワタシの時は時代が時代で。いまよりもっとのんびりしていました。)

 

 

進学先では良いお友達に恵まれてたのしかったなぁ。

 

塾も楽しかったです。

 

 

カラーテストの話に戻りますが、ワタシも初めからカラーテストが全て満点だったわけではありませんでした。

 

そもそも100点を狙うという考えがありませんでした。

 

100点だった時はラッキ-。 

 

90点代もオッケー。

 

80点代でも、まあオッケー。

 

親も何も言いませんでした。

 

転機は、小4だったかな。

 

仲良しグループにひろこちゃんという女子がいました。

 

とっても大人しい女の子でした。

 

ある時、担任の先生が

 

先生:「みんな、注目! 

 

〇〇さん(ひろこちゃんのこと)のテストは、最近全て100点ですよ!

 

算数も国語も理科も社会もです!」

 

と教室で言ったのです。

 

えええ~~

 

すごい~~

 

クラスから歓声が上がりました、男子からも女子からも。

 

ひろこちゃんは恥ずかしそうに控えめに微笑んでいました。

 

ワタシ、グループが一緒なのにひろこちゃんが頭が良いなんて知らなかったなと思いました。

 

親に、友達とテストの点数を教えあうことはしない方が良いと言われていたので聞いたことがなかったんです。

 

ひろこちゃんも自慢するような女の子ではなかったですしね。

 

なんか、ひろこちゃんかっこいいな。と思ったんですよね。

 

更に、当時の小4の時の先生がすごく良い先生で、ワタシもその先生に褒められたいと思ったんですよね、確か。

 

よし、ワタシも算国理社、4教科とも全て連続で100点を取りに行く!と小4のワタシは決意しました。

(今の我が子と同じ年ですよね。)

 

でも、簡単ではなかった。

 

すぐに、全ての教科で100点が取れるようになったわけでなかったのです。

 

今回こそは!と思って戻って来た答案用紙を見ると、98点とか95点とか。

 

あれ、こんなところでミスしてる。

 

とか

 

あっ 問題読み間違えてた!

 

とか。

 

それで、小4のワタシは気づいたんです、自分で。

 

「見直しの重要性」に。

 

親に言われたわけでもなく、先生に言われたわけでもなく。

 

ただただ先生に褒められたい一心で。笑

 

見直しの癖をつけて。

 

見直しをするためには、少し早めに解くことも必要なので時間配分まで考えて。

 

試行錯誤して、100点が取れるようになった時は感無量でした。

 

小4の途中から取り組んで意識して100点が取れるようになったのは数か月後。

 

小5の時点では、たまにミスをしてしまったので連続100点ではなかったです。

 

全教科、連続で満点を叩き出せるようになったのはようやく小6になってから。

 

現在、10歳の我が子の学習の姿勢を見ていて思う事。

 

見直しが出来ていない。

 

詰めが甘い。

 

ワタシが、「あなたが「1」(オーストリアでは「1」が最高評価)を本当に取りたいと思っているならば

見直しは必須だよ!」

といくら口を酸っぱくして言っても適当にしかしない。

 

女の子はね、少し早熟な分見直しが得意です。

 

言われた通り素直に取り組んで「1」を取れています、現在。

 

ワタシは、しばらく我が子を泳がせる方針です。

 

これ以上、細かい事をギャーギャー言っても効果を感じられないんですよね。

 

「見直し」も勿論大事だけどはっきり言って小手先の技術。

 

深く考えることが出来るようになってくれたらいいな。


ワタシが10代半ばで優秀な男の子たちにあっさりと抜かれたように、

我が子もしっかりと実力をつけてほしいなぁなんて理想的なことを考えてしまいます。

 

そのように導くことができたらシアワセだな。

 

サウロロフス