小学生のためのドイツ語㉑「付き合ってんの?」 | オーストリアで暮らしてみたら

オーストリアで暮らしてみたら

同い年の夫と息子(12歳)の三人暮らし。
数年前にオーストリアへ移住しました。主婦の目線から日常で本当に使えるドイツ語と英語のフレーズをエピソードを交えながら綴っています。
TOEIC905点英検準一級(移住前)

こんにちは!

 

 

ドイツ語で、「(あんたたち/君ら)付き合ってんの?」

 

「Seid ihr zusammen?」

(ザイド イア ツザメン?)

直訳=あなたたちは一緒なのですか?

 

と言うようですが、ワタシは実際に使われているのを聞いたことがありません。

但し、ドラマなどではこのフレーズで表現されています。

 

恋愛、結婚、出産を経て家族でオーストリアへ移住したワタシには縁のないドイツ語フレーズだったのですが、

 

先日、いつものようにマンションのお庭で遊んで帰ってきた我が子がものすごく怒っていたので

 

「どうしたの?」と聞いたら、

 

子:「アナスタシアの友達のクラーラ(他校の子)が来てて、

ボクとプリンセッシン(トルコ人 同じマンションで家族ぐるみで仲良くしている友達)

付き合ってるのか?ってずっとずっとからかってくるから嫌だった。

アナスタシアにクラーラがからかってくるのをやめさせてって言っても笑ってるだけで

アナスタシアもむかついた。」

 

との事でした。 

 

あーついに来たか。 

 

小学校高学年から、こちらでも「付き合う」「彼氏」「彼女」に興味が出てくるお年頃ですよね。

 

まぁ、ワタシの興味は「付き合ってる」というドイツ語表現は、

ドラマのように

「Seid ihr zusammen?」

(ザイド イア ツザメン?)

を使っていたのかという事。

 

ワタシ:「ねね、付き合うって「Seid ihr zusammen?」使ってた?」

 

子:「えっ いや、verliebt(フェアリープト)使ってたと思うけど。。。」

 

 

そうなんだ、引き続きリサーチ要だな。。

 

↓実際にクラーラが聞いてきたのはこちらだと思われます。

 

プリンセッシンには、「タローの事が好きなわけ?」

 

「Bist du in Taro verliebt? キャハハ」

(ビスト ドゥ イン タロー フェアリープト?)

 

タローには、「プリンセッシンの事が好きなわけ?」

 

「Bist du in Prinzessin verliebt? キャハハ」

(ビスト ドゥ イン プリンツェッシン フェアリープト?)

 

クラーラみたいな子って、どこにでもいつの時代にもいますよね。。。

 

先週、担任の先生から出された本読みの課題でも、全く同じシチュエーションがありました。

 

クラスメイトの悪ガキたちに、「あいつのこと好きなのかよ?」と聞かれて、

女の子が「関係ないでしょ!」と言い返すシーン。

 

「おまえ、Oddのこと好きなのかよ?」

 

「Bist du in Odd verliebt?」

(ビスト ドゥ イン Odd フェアリープト?)

 

「あんたには(全く)関係ないことでしょ!」

 

「Das geht dich (überhaupt) nichts an!」

(ダス ゲート ディッヒ (ユーバーハウプト) ニヒツ アン!)

 

その他、ドラマで見聞きした恋愛関係フレーズ

 

「ワタシ達って付き合ってるのかな?」

 

「Soll das bedeuten, dass wir zusammen sind?」

(ゾル ダス ベドイテン、 ダス ヴィア ツザメン ズィンド?)

「Heißt das, dass wir zusammen sind?」

(ハイスト ダス、 ダス ヴィア ツザメン ズィンド?)

 

「付き合いたい?=(そうしたい?)」

「Willst du das denn?」

(ヴィルスト ドゥ ダス デン?)

 

「うん、付き合いたい!=(そうしたい!)」

「Ja, das will ich!」

(ヤー ダス ヴィル イッヒ!)

 

「ワタシ達1年も付き合ったのに、別れて2カ月でもう彼女が出来てたの。

それがワタシの友達の子なのよ!」

「Wir waren ein Jahr zusammen, und keine zwei Monate nach mir hat er eine Neue.

Und zwar meine Freundin!」

 

↑こちらは、「海がきこえる」から。

夫が好きな作品。高知弁が特徴的ですよね。

ワタシは、氷室冴子先生といえば、「何て素敵なジャパネスク」とか「銀の海 金の大地」を読んでました。

 

 

我が子の小学生生活も残り2カ月。

 

この「小学生が知っておきたいドイツ語」シリーズもそろそろ終了です。

 

引き続き、「中学生が知っておきたいドイツ語」シリーズを書き続ける予定です。

 

幼稚園、小学校、中学校と使われる言葉が違うのですよね、当たり前ですが。

 

幼稚園の時に毎日のように聞いた「カカ~(う〇こ)」という言葉は、

小学校に入ってから少しずつ聞かなくなって、小4の現在では皆無です。

その代わり、別の悪い言葉がわんさか増えました。

 

「思春期」なんて言葉は、小3の終わり辺りからママ友の間で頻出単語になりました。

 

数年経ってこのブログを読み返した時、

年代によって使われる言葉が変わっていったことを眺めるのが楽しそう!!