Astor Piazzolla
モダンタンゴ アストル・ピアソラ
Astor Piazzolla Best Sellection
Astor piazzolla五重奏団
Astor piazzolla九重奏団
solo
ピアソラの名前がちらほら聞こえてきたときに、初めて聴いたアルバムです。感動しました。今思うとこの出会いが無ければ、わたしはピアソラを好きにはならなかったでしょう。
これは比較的初期の音源なのですが、晩年のアメリカンクラバへの吹き込みや、クラシック奏者のクレーメル、ヨーヨーマなどとは少し印象が違います。
リズムや感情の入れ方が微妙に違う気がして、最初上に上げた作品を聴いたときに少し違和感を覚えました。しかし何度か聴いた後にそれらも大好きになりました。
このアルバムではないのですが※試聴はこちらから
Astor Piazzolla(bn)
Kronos Quartet
(弦楽四重奏団)
DavidHarrington(vl)
John Sherba(vl)
HankDutt(vola)
Joan Jeanrensaud(cell)
ピアソラが五重奏団を解散して、クロノスカルテットと作った晩年の作品です。室内楽的落ち着きがあり、寝る前に聴きたいアルバムです。しかし、ご安心下さい。勿論パッションにはあふれています。
さて、五重奏団とどこが違うかというと、ピアノがない分いい意味でアクセントが緩やかな部分なのではないでしょうか。
Giovanni Mirabassi動画
Curtis Fuller
Curtis Fuller(tb)
Benny Golson(ts)
Tommy Flanagan(p)
このアルバムも哀愁がただよっています。Five Spot After Darkをはじめlove youe spell is everywhereなど、素晴らしい曲が詰まっています。激しくブローはしていないのですが、ろうそくの光が部屋を照らしているように静かに燃えているのです。
Kenny Dorham
Kenny Doeham(tp)
Tommy Flamnagan(p)
Paul Chambers(b)
Art Taylor(ds)
1959
ケニー・ドーハムの日本における大人気盤です。クワイエットとあるようにケニーのやわらかく優しい面が出ています。スローな曲から、ミドルテンポのかっこいい曲まで、優しく歌うような演奏でとても素晴らしいです。
1曲めはアップテンポで存在感のある演奏です。他の演奏は、いい意味で淡い印象を受けます。
残暑の夕暮れに良く聴いたものです。
Keith Jarrett
Don Friedman
ジャズJazz ドン フリードマン
Circle Waltz
Don Friedmasn(p)
chuck Israels(b)
タイトル曲1曲で、ジャズファンに彼の名前が知れ渡っていると言われています。その風評どうり、とても素晴らしい演奏を聴かせててくれます。
ベースが後にビル・エバンストリオに一員になるチャック・イスラエルス(イズリール?)です。
ところで昔のジャズを聴くとき、音とともに重要な役割を果たすのが、そうジャケットです。このジャケットは、エバンスのワルツ フォー デビーと同じデザイナーの作品です。もしもワルツ フォー デビーのジャケットがこれだったら…。
個人的には気に入っているのですが、少しシニカルでしょうか。
James Booker動画
Janco Partner
James Booker(p,vo)
ジェームス ブッカーは一部のファン以外、ほとんど知られていません。このアルバムは、唯一の日本版です。大きいお店に行ってもまず置いていません。しかし、かれのピアノはとても素晴らしいものがあります。
スタイルとしては古いものなのでしょうが、そんなことは感じたことはありません。とにかくピアノが良くなっています。クラシックのテクニックに裏打ちされたニューオリンズR&B。ジャズよりも親しみやすいのではないでしょうか。40代半ばで薬物のオーバードーズで亡くなります。狂気の天才と呼ぶ人もいますが、その心の痛みをわたしは共感を持って感じます。
上の動画はピアノのみでボーカルは入っていません。彼はピアノを弾きながら歌うのですが、ボーカル入りはまた今度紹介したいと思います。
Sting レオン動画
映像的にかっこいい映画でした。ジャン・レノがよかったです。
しかし、このお話は麻薬の売人の娘で、いつも親にムゲにされていた少女と、暗殺しか知らない、無邪気で無知で無学な中年男性とのひと時の心の通った同居生活と別れのお話です。
レオンは孤独に鉢の植物を愛し、暗殺請負人に面倒を見るフリをされ、利用されている。独りでミュージカル映画を、目をきらきらさせながら観る。がらがらの映画館で嬉しそうにほかの客を振り返ってみるしぐさなんてもうたまらない。若いときに、多分その野暮さから、手ひどいめにあって、ろくに女の人と付き合ったことすらないようだ。
二人の関係。そこには憂いや興奮はなく、ただ心温まるものがありました。
下は主題歌のPVです。