シンガポールでは日本式スーパー銭湯が楽しめる。
洗練された綺麗なお店でリフレッシュ出来ます。
タイにも系列店あり。バンコク店の記事はこちら



採点者:サウニストヒモ



サウナ室:86℃表示 湿度控えめ 2段 テレビあり コンディション変化大きめ 他にナイススチームサウナあり 6点

水風呂:18℃くらい 広め 青タイルがナイス 5点

休憩:外気浴なし 浴場内にベンチ 5点

清潔感:とてもきれい 9点

お風呂:ソーダ シルク 寝バイブラ 柚子 など 6点

客層:16:00〜 ローカルやツーリストで賑わっている 汗流しカットのおじさん1人 穏やか 8点

営業時間:10:00〜26:00

料金:40.66シンガポールドル


総評:野暮用で訪れたシンガポール。

空港に、ファイナルファンタジーあたりで街として出てきてもおかしくない空間がある。



圧巻の滝と森に大興奮。

ここで全裸で外気浴したらさぞ気持ちいいだろうなーっ。と外気浴を溺愛しているぼくはついつい妄想してヨダレが、、、正確には屋内だけど。

一刻も早くサウナを設けていただきたいです。


湯の森はナショナルスタジアムの目の前にある。



美しいスタジアムだ。

この辺り一帯が巨大な運動公園のようになっていて(「スポーツハブ」と銘打たれている)、各競技施設が隣接。

トップアスリートの育成・強化はもちろんのこと、ウォーターパークやランニングコースなど市民スポーツの場としての機能も併せ持っていて広く開かれた空気を感じる。

ここに来ればスポーツする人も観る人も気分が上がるであろう。素晴らしいし羨ましい。

スポーツに、いい金の使い方をしている。


そんなシンガポールの全アスリートをリカバリーすべく、スタジアム外周のショッピングモールに存在するのがサウナ、湯の森であります。

上の写真の至近で、ちょうどライオンが振り向こうとしている方にある。

このライオン達、たしか湯の森が出来る前は正面を向いていた、と思う。

ライオンもサウナがしたいんだろうな、近い将来完全に振り向き切って、体も湯の森に向いちゃうことでしょう。




入店は日本のスーパー銭湯と同じ感じでイケます。

まず靴を靴箱に入れてから受付へ、靴箱の鍵を預けて料金を支払ってロッカーキーをもらう。

店内はとても綺麗だ。

系列店がタイにも2店あるのだけど、各店で館内・浴場の造りには個性がある。

シンガポール店はクリーンで洗練されたデザインがかっこいい。





サウナ室は雛壇の照明以外は落とされていて暗くナイスな雰囲気。居心地がいい。
テレビで相撲の英語放送が流れている。

勿体無いのが、構造上ドアを大きく開かないと出入り出来ないこと。そのためどうしても浴場の空気が多く入り込んでしまって下段は基本温まらない。上段を確保して過ごしましょう。


サウナ室のすぐ脇にかっこいい立ちシャワーが設置されているのも素敵。

スチームサウナも常にモクモク且つしっかり熱くてハイクオリティー、すごく気持ちいいです。


水風呂は広めで、羽衣を壊して体を伸ばして浸かるのにちょうどいい。大好物の青タイルだ。青のタイルは清涼感が増す気がするのです。

照明と相まって水面がゆらゆら煌めくのをぼんやり眺めていると、意識が遠のいていく。


外気浴が出来ないのは残念だけどそこは郷に入ればなんちゃら、外は蒸し暑いしむしろ涼しい場内で過ごしたほうが気持ちいいさと念じてカバーする。

こうして異国の地でも穏やかに滞りなく整わせていただけるなんて本当に有り難いことだ。サウナ神とシンガポールに感謝であります。


色々な国籍・人種のおっさんが裸で集まって、仲良く並んで相撲を観たり、温と冷を行ったり来たり。

サウナは今日も平和ですね、4セットで深く整いました。





ととのう率:80%