旭川の駅前ホテルサウナ。
元系列店?だけあって、函館のホテルパコと雰囲気やスペックが似ています。
https://cabin.premierhotel-group.com/asahikawa/
採点者 : サウ二スト虚弱
サウナ : 温度計85度湿度低めだが体感アツめ、2段シートTV、BGM無し 7点
水風呂 : 水温計無し体感15度〜16度、キャパMAX2名塩素臭無し 8点
休憩 : 特に無し 3点
清潔感 : 新しめ、綺麗 8点
お風呂 : 天然温泉 7点
客層 : 割とどの時間帯も3割くらい。 6点
営業時間 : ビジター14:00〜24:00、宿泊客14:00〜翌10:00(サウナ25:00〜6:00は使用不可)
値段 : 大人¥850小人¥500、宿泊客無料
総評 :
前回の白銀荘を後にして北の大地をさらに北上する事50kmほど。
旭川に到着しました。
以前こちらに宿泊したという友人(サウナ初心者)から
「ここは水風呂が冷たくて最高だった!あれがシングルってやつだよね?」
という話を聞いて、それは是非確かめねば、と思っていたのです。
ちなみに後から知ったのですが当施設、以前は「ホテルパコ旭川」という名前だっようで
奇しくも北海道初日の宿と同系列なのであった。
早速チェックインを済ませて浴室へ。
なるほど同系列なだけあって函館店とよく似た作りで
露天が無かったり、TVが無かったりという違いはあるものの
湿度は低めながらしっかり体感がアツいサウナ室。
そして水風呂、
水温計は無いものの体感15度〜16度。
(我々のようなプロは水温計など無くても肌で水温を測る事が出来る。誤差±0.5度)
僕の友人は嘘つきである事が判明した、
やっぱ素人の言う事は信用するもんじゃねぇな。
この水温程度でシングルだとか、とんだバカ肌である。
サウナの本場フィンランドには
「肌が鈍感な人間は心も鈍感」
という諺が多分あるので
今後その友人とは少し距離を置こうと思いました。
とはいえ
先程白銀荘でモノホンのグルシンを体感したばかりの肌には正直だいぶ温かめではあるけど、普通に考えたら全然良い水風呂でしょう。塩素臭も無いし。
ホテルサウナとしてはとてもじゅうぶんなクオリティ、滞りなくととのう事が出来ました。
アフターサウナは旭川の街へ繰り出し天金 本店にてキンキの姿造りを。
朝釣れのキンキ
東京で食べたらいくらするんだろう…
地元の酒を呑みながら。最高です。
それにしても
サウナ大国北海道のクオリティは平均値が本当に高い。
ここまでいくつか回ってきて
湿度の差こそあれ、体感アツいサウナ室に16度以下の水風呂というのが北海道のデフォルトのようだ。少なくとも19度以上の水風呂は存在しないのでは?
他と比べると特筆すべき事が無いなと思ってしまった今日のホテルサウナでさえ、
東京にあったらエース級の活躍が出来るレベルだと思う。
なんて事を考えていると
たまたま席が隣になった妙齢のマダムに話しかけられて、サウナの話になりました。
「わざわざサウナ入りに北海道まで来たの?物好きねぇ」
いえいえ、東京には冷たい水風呂がなかなか無いし、アツくないサウナもたまにあったりもするんですよ。
「冷たくない水風呂なんて水風呂じゃないし、ヌルかったらサウナの意味無いじゃない!アンタ何言ってるの?意味わからない!」
意味がわからない!と言いながら
冷たくない水風呂って一体、水温何度?
と聞いてくるあたり、マダムは相当な手練れのようだ。
18度くらいが平均で、20度以上の水風呂もザラにありますよというと
「20度!?それはお湯じゃない!!あり得ないわー!!」
とビックリしておられた。
こちらはこちらでビックリしたのですが、なんとマダムはそんなにサウナ好きという訳ではないらしい。
でも、どういうサウナが良いサウナかというのは道民の共通認識なのだ、と。
なるほど
ブラジル人がみんなサッカー上手い、的な事でしょうきっと。
酔いが回ってきたところでマダムに別れ告げ
ホテルに戻って寝る前にもうひとサウナと思っていたら
ここはホテルサウナにありがちな
「深夜〜サウナ室の火を落としちゃいますネ方式」
を採用しており25:00以降はサウナ室に入る事が出来ないのであった。
無念
ととのう率 : 85%