沖縄本島におけるマイベストサウナ。
秘密のアジトといった感じの空気が漂う枯れた建物と店内。
非常に好みです。

公式サイトなし



採点者:サウニストヒモ



サウナ室:84〜88℃表示 老紳士による勝手ロウリュで湿度良好 8人分くらい 2段 テレビあり  6点

水風呂:水温計正しく機能していない 18℃あたり 広め  6点

休憩:なし 潔く浴場を出ればナイス畳スペースが  7点

清潔感:時を経た趣あり  6点

お風呂:大風呂ひとつ  4点

客層:平日15:00〜  老紳士3,4人 滞りなし  10点

料金:1000円



総評:大山サウナは本島を南北に貫く幹線道路(国道58号)沿いに位置している。空港など、南部から下道で中北部に向かう時には建物を自然と目にしているはずだ。


宜野湾なので、コンベンションセンターでのライブやイベント時、あるいはトロピカルビーチで遊んだ後なんかにもお薦めなのだけど、いかんせん紳士オンリーサウナ。淑女やファミリーは近所の『天然温泉アロマ(過去記事はこちら)』に行くことにしましょう。



構えを見ただけで半分整ってしまう。

この建物の感じ、本当に営業しているのか?と不安になるかもですが、本当に営業しているので躊躇わず階段を上がるべし(ただし営業時間不明。ぼくも昼間行って営業してなかったことが一度ある)。



2階、店入口のカウンターで呼び鈴を鳴らすと店主がリクライニングシートから目覚めて登場。会計を済ますとリクライニングシートへ帰っていった。ナイスな雰囲気だ。



タオル使い放題。

この日のサウナ室は常連の老紳士が繰り出す勝手ロウリュで非常に良いコンディションであった。


浴場は浴槽が2つ、小さいほうが湯槽で大きいほうが水槽というサウナ仕様に仕上げてある。美しい。

吹き出し口が高めにあるので、水が弾ける音と飛沫が涼を連れてきて気持ち良い。



外気浴を溺愛しているぼくとしては、休憩は一旦浴場を出てお気に入りの畳ゾーンへ。バスタオル一丁で外気を感じられる。

大山の町と海をぼんやり眺めながら風と陽を浴びてとことんぼけーっとする。

代え難い最高のひと時である。


静かで穏やか。広くはない店内に、豊かな空気が満ちている。この空気の一部になれることが嬉しい。
ぜひ一度1人(または少人数)で訪ねてみてほしい。

メンタル先行で深い整いを得ました。





ととのう率:80%