言わずと知れた津南の水を水風呂で楽しめるホテルの大浴場。

東館の浴場には水風呂が無いので、本館に行きましょう。


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採点者:サウニストヒモ



サウナ室:80〜82℃表示 2段 湿度そこそこ テレビなしBGMあり 雰囲気良し  5点

水風呂:16℃くらい 水良し 小さい 塩素なし フリー蛇口あり  8点

休憩:なし 浴槽のフチか、潔く脱衣所に出て冷房浴  4点

清潔感:きれいにしている  7点

お風呂:温泉ひとつ  6点

客層:夏休み平日15:00〜17:00  親子2組と地元の爺ちゃん 問題なし  10点

料金:日帰り入浴500円+レンタルタオル200円



総評:近年はコンビニや飛行機内などでも提供されている津南の水。水風呂でも楽しみたいわー、と思い立ち新潟での野暮用ついでに入湯してきました。



ニュー・グリーンピア津南はけっこう山奥にあるリゾートホテルで、ゲレンデやキャンプ場など、100万坪だという広大な敷地内に色々な遊び場があって素敵。いい具合に自然を感じられそうである。タイコクラブをやっていた時期もありました。

津南の水は秋成という地域の湧水なので、同じ秋成にあるグリーンピアの水風呂はぼくの欲望にうってつけであろう。




浴場は定期的に勢いよく湯を吹き出させていて、いかにも温泉な香りが漂っている。


暗めの照明に濃い色味の木壁やひな壇、小さ過ぎず大き過ぎずなサウナ室は居心地がいい。

座面に少しガタがきていたり、昔ながらのサウナというか、時を経て醸し出される枯れ感みたいなものが部屋全体を覆っていて非常に好みです。ドン荒川が隣に居ても不思議じゃない雰囲気である。

控えめにBGMが掛かっていて、久石譲のオルゴールバージョンなどが聴こえてくる。


旅先でその土地のサウナを楽しむにあたって一番違いを感じるのは水です。塩素よさらば、良い水の土地はウキウキしちゃう。



飲める水の場合、基本的には「のどごしと水風呂の感触は比例している」という考え方で第一感は良いと思います。硬めだとすっきりキレのある爽快感を楽しめるし、軟らかいと存在感が増して身体に染み込んでくるような味わいがある。

この辺は好みや気分によって求めるものは変わるし、結局どっちも気持ちいいし、違いを楽しめる方が豊かな気がするので何かひとつを正しいとする必要もない。


津南は清らかで軟らかい水なので、水が優しく肌を包み込むような感覚が水風呂を出てからも続いてナイス。

蛇口から水を掛け流してしばしザーーッという音と水流に身を任せて放心。冷たくてとても気持ちいい。

洗い上がりの触りも良くて、髪の毛なんかもツヤコシが増している。ような気がする。

ただのプラシーボ効果で、本当はエステロワイエが良かっただけなのかも知れないけれど。



外気浴を溺愛しているぼくとしては、本館では出来ないのが本当に残念。水風呂がない東館には露天があるので、何か超宇宙的パワーでも発生して、本館と東館が弾けて混ざってくれないだろうか。

などと馬鹿な考えを頭に巡らせていると、3セット目でなぜか突然いつも以上にスムーズに汗が大量に噴き出してくる。その後の休憩まで物凄く気持ちがいい。

時々遭遇するこのゴールデンタイム、おそらくメンタルが鍵になっていそうなのだけど何が起きているのでしょうか。

ゾーンに入るということだと思いますが、もしも自由に出入り出来るサウナ紳士淑女がいらしたら、是非ともご教示いただきたいです。





ととのう率:79%