飲めて、冷たくて、露天にある水風呂と
露天から見える富士山が最高な施設です。
採点者 : サウ二スト虚弱
サウナ : 温度計86度湿度そこそこ2段シートMAX5名程、TV無しBGM環境音楽 6点
水風呂 : 露天。水温計14度=体感、深め、霊峰富士の湧水掛け流し、飲める。 10点+
休憩 : 眼前に広がる富士山。開放感抜群最高の外気浴。 10点
清潔感 : 綺麗にしてる 8点
お風呂 : 天然温泉、香り風呂、炭酸泉各種 8点
客層 : 平日12:00IN客付き3割程。特に問題無し 6点
営業時間 : 10:00〜22:00(最終受付21:00)
値段 : 平日¥1,300 土日祝¥1,500
総評 :
なんだか美味しい水が飲みたいなという気分。
山梨県に美味しい水風呂があるらしいという噂を聞きつけ、ちょっくら中央道をぶっ飛ばしてやって来ました。
階段を上ると、入り口で謎のドラゴンが水を吹いている。
これは期待出来るかも、という事で早速チェックイン。
受付の女の子が可愛くて早くも半分ととのいかける。
浴室内は所謂メゾネット方式になっていて
入り口のある上階に洗い場と内風呂とパノラマ風呂(露天)、階段を降りた下階にサウナ、蒸し風呂、洞窟風呂、炭酸泉、露天に水風呂と香り風呂といった間取りになっており、ちょっとしたダンジョン感がある。
こういった、浴槽のたくさんある初見施設では、まずはサウナ室から水風呂への動線確認が重要。
サウナ室から出て、あれっ水風呂が無い!水風呂どこ!?
と焦ってしまうのは素人くさいのでプロとして避けたいですからね。
無事に水風呂の場所を確認出来たところで、サウナ室へ。
温度計は86度、湿度そこそこ。
体感少しぬるいですが、少し長めに入ればまぁOKかなというレベル。
BGMは環境音楽的なインスト。心が穏やかになる。
心穏やかに、隣のおっさんの
「あっちぃ…、あっちぃ…」
という結構な音量での呟きや(熱いならさっさと出ろや)
他のサウナでもたまに見かける汗を手でピチャピチャと周りに飛ばす謎の行為(この行為には何の意味が?俺、こんなに汗出るまで入ったぜ凄いだろ的なアピール?)
を黙殺すること10分、とりあえずこんなもんでしょうという感じに身体が温まったので、シャワーで汗を流して露天の水風呂へ。
水温計は14度を指しており、体感もそれくらい。
更に水質ですが、
吹き出し口にはコップが引っ掛けられており、どうぞたくさん飲んで下さいねと言わんばかり。
霊峰富士の湧き水を使用した水風呂は
つまり言ってしまえばとても美味しいミネラルウォーター掛け流し。
当然塩素臭なんてしないし肌触りも良し、しかもしっかり冷たいときている。
サウナの本場フィンランドには
等の金言があるのは読者の皆さんも当然ご存知の事と思いますが
・飲める
・冷たい
・露天にある
この、「ととのう水風呂三元素」と言われている
三拍子が全て揃った水風呂というのは全国的に見ても結構珍しいのではないでしょうか?
ととのう率50%アップ
もちろん、吹き出し口に口を近付けてガブガブ飲んだ。
3リットルくらい飲んだ。
ここの水風呂は「全国僕の好きな水風呂ベスト5」に入りますね。素晴らしい!
僕の後から入ってきたおっさんもガブガブ飲んでました。
身体の外側と内側両方からバッチリ冷却し、水風呂から出ると眼前に聳え立つ富士山。
これは最高としか言いようがない眺望。
さすが日本一の山。
この光景を前にしながら、あれ、デッキチェアーが無いよ、なんて寝言を言うのは勘弁して頂きたい。
その辺のお風呂の岩にでも腰掛けて日本一を眺めるのだ。
ととのう率30%アップ
ととのいすぎて天に召されるところでしたが
サウナ室がぬるかったおかげでギリギリのところで踏みとどまり、しかし、バッチリと、ととのわせて頂きました。
思わぬフェイバリット施設を発見したなー
ありがとうございました。
アフターサウナ、お食事どころでカツ丼をつまんでいたらふと
「そういえば、山梨側から見える富士山と静岡側から見える富士山で違うんだよな…」
というのを思い出しまして、折角だし確認しとくか、と思い静岡県のサウナに寄って帰る事にしました。
やっぱり、しきじの水風呂も美味いですね〜