採点者 : モヒカンサウニスト
サウナ : 温度計100℃〜105℃、湿度少なめ。体感アツめ。2段シートTV無し。7点
水風呂 : 体感10℃前後、塩素臭なし。キャパ4人くらい。10点
休憩 : 外気浴スペースにベンチ×2。7点
清潔感 : 綺麗にしている。8点
お風呂 : 温泉あり。露天あり。8点
客層 : 土曜17時ごろ、客付き7割ほど。地元のおっちゃん多め。サウナ動線は問題なし。6点
営業時間 : 10:00-23:00
値段 : ¥820 宿泊者は無料 宿泊費は¥6,000〜¥10,000
総評 :
先日のサウナ祭りが最高すぎて、気が付いたらまたフィンランドヴィレッジへと向かう中央道へ乗っていました
降り立ったのは小淵沢、フィンランドヴィレッジから八ヶ岳を挟んだ反対側に位置するリゾート地である
サウナはないかな、と少し探してみるとコチラがヒット
スパティオ小淵沢 延命の湯です
小さめながらホテルが併設されていたので、勢い余って宿泊予約を入れてしまった
宿泊者は延命の湯に無料で入り放題ですからね
せっかくなので近所にあった雪山で軽くスノボでもやる事に
サウナでより深いととのいを得るために身体を酷使しつつ冷やしてやろう、というわけだ
温冷交代浴の前に身体を冷やす、冷温冷交代浴というテクニックである
狙い通りにバッチリ身体が冷えたところでスパティオ小淵沢へチェックイン
疲労で乳酸も溜まりきっている
まずは冷えきった身体を温泉であたためる事に
あぁ〜気持ち良い、凍った身体が解凍されていく、、、
あたたまったところでサウナ室へ向かいます
昭和の香り漂う室内、少し乾燥気味だが温度計は104℃
体感はなかなかアツめで良い方の昭和ストロングセッティングだ
テレビは無く、スカイスパと同じようなオルゴールBGMがスカイスパばりの絶妙なボリュームで流れており心地良い
すると地元のヌシのようなオーラを纏った老紳士が入室、サウナ室がピリッとした空気に包まれる
他の常連客っぽい方々の反応を見ていると、このヌシっぽい老紳士はなにやら一目置かれている模様
そんな中、老紳士がおもむろに立ち上がりセンサーをタオルで覆ってストーブを騙して室温を上げるという荒技を繰り出した
ヌシの暴挙に下々の者達は当然なにも言えず、
(常連とはいえ店の普段を無視して何やってんだまったく、いいぞもっとやれ。)と心の中で老紳士に声援を送る私
しかし、タオルの掛け具合が悪かったのか逆に室温が少しずつ下がっていく事態に、、、
この荒技はタオルの濡れ具合や掛け方に微妙な調整が必要で実は結構難しいのだ
と誰かが言っていたのを思い出した
そんなお茶目なヌシを横目に見つつ、身体はバッチリあたたまったのでシャワーで汗を流しつつ水風呂へ
蛇口からもの凄い勢いでジャバジャバと冷水が投入されている
浸かってみると体感10℃前後でキンキンに冷えてやがるっ、、、!
グルシンも見え隠れする激冷えの水風呂だ
思わず最近私の中で流行っている「床のポーズ」を繰り出して応戦する事に
※床のポーズとは、、、
「床のポーズ」
インドでは2000年以上前から伝わる伝統的な水風呂の入り方の一つ。
グルシンクラスの冷たい水風呂だとどうしても指先とかかとが痛くなってしまうので、あぐらをかくようにしてかかとをガード、手を頭の後ろで組み少しでも長く水風呂に浸かれるようにする上級テクニック。
現代ではサウニスト床が多用しており世間で広く親しまれている。
民明書房刊『全世界水風呂大全』より
瞑想するには祈りのポーズも良いが、リラックスしたいときには床のポーズもオススメです
肌当たりの良い水だったので天然水?なのかな?知らんけど
しかしこの辺は名水の街として知られているのも周知の事実
美味しそうだったのでついついガブガブ飲んでしまった
我々は特殊な訓練を受けているので飲んでも大丈夫でしたが、多分飲まない方が良いと思います
この感じは季節によって水温が変わるのかな?
また夏に来て確かめなければ
そして外気浴、気温が氷点下に迫る中ベンチが2個スタンバっている
金属製のベンチだったのでケツが超冷たかったがそれは最初のうちだけ、ディープリラックスしているとアラいいですねの波がやってきた
心地よい疲労感の中バキバキにととのいました
身体とケツが冷えきったところで温泉へ、、、そしてサウナ→水風呂→外気浴の無限ループ
至福の時である
そしてアフターサウナは施設内にある中華料理屋へ
宿泊者は¥2,000分のお食事券が貰えるのだ
なぜ小淵沢で中華なのか、、、正直あまり期待していなかったのだが、食べてみると何故か色々な料理が全部激ウマ!
特に麻婆豆腐は旨み成分がハンパじゃなくて私の麻婆豆腐ランキングでトップクラスにウマかった!
聞くところによるとコチラのシェフは元々日比谷にあった中華の名店「山水楼」にいたらしい
思わぬところでハイレベルな中華を頂けて大満足、腹ごなしにまたサウナを楽しんだりして就寝
翌朝、となりの工房で蕎麦打ち体験が出来るという事で、蕎麦を打ってから宿を後にしました
お待ちかね!今日のフィンランドメタル
その日のサウナに合ったフィンランド産メタル(フィニッシュ・メタル)を紹介します
本日は、、、
FROSTTIDE - Awakening
さて本日は意外にも初登場!?
FROSTTIDEであります!
今年の5月にSuomi Feastで来日しますね〜!
スオミ州ユヴァスキュラ出身のメロデスバンドですね〜。
メロデス好きの間では話題となっていたので当コーナー読者の皆様においてはすっかりお馴染みでしょう。
wintersun直系のフォークメタル風メロデス、シンフォニック要素も割と強めなバンドです。
本日は彼らのデビューアルバムからコチラの曲をお届けします。
曲は凄くカッコ良いんだけど、シンフォニック要素のバランスがちょっと大きいかな、、、バンドサウンドが少し埋もれ気味なのはご愛嬌。
来日が楽しみですね!