入谷駅からほど近い下町にある銭湯「白水湯(しろみずゆ)」

 

 

下町の銭湯にしてはオシャレ。それもそのはず、最近リニューアルされたそう。施設の老朽化や後継者問題などで長期休業していたものの、鶯谷の萩の湯が引き継いでリニューアルしたとのこと。銭湯はそう広くはないものの、とても居心地のいい空間に仕上がっています。リニューアルはサウナに特化した感じがあり、通常の洗い場の他に、奥に行くとサウナ、水風呂、外気浴を楽しめるエリアとなっていて、昨今人気のサウナーにとってはとてもいい作りになっていますね。

 

サウナは室温はそう高くないものの、ストーブと一段目の間が人ひとり移動できるくらいのスペースしかなく「熱っ!!!」。ストーブ脇にある管からオートロウリュの熱風が直撃すると、これもうヤバイくらいの熱波!常連の間では「乳首が取れるサウナ」として有名なのだとか。

 

 

 

知らんけど。

 

 

 

そこそこ広いサウナ室を後にして入るのは、深さ90センチの水風呂。水温18度くらいなので、ゆっくりと無理なく浸かれるのも、銭湯サウナらしくていいですね。

 

 

 

露天スペースはととのいスペースになっていて、10脚くらいの椅子があり、その横には桶と蛇口がそれぞれあり、椅子を洗い流せるよう工夫されています。桶の大きさに対してちょっと水量が多いのが玉にキズですがね。

 

 

 

全体的にサウナに寄った作りになっているが、普通の浴槽とジェットバス、薬膳湯もあり、個人的な感想では浴槽のお湯加減も丁度良く、水質の柔らかさもあって、いつまでも入っていられる感じがこの銭湯の魅力かなと思った次第。いいね、下町の銭湯も時代に合わせて進化している一方で、地元民に愛される基本の要素は忘れないという姿勢に感服です。

 

 

 

あと、受付の女性が可愛い人ばかりなのは、表参道の清水湯に通じるところがありますね。余談ですが。

 

 

 

施設の所々に子供が書いたらしき壁新聞などもあり、何だか心も温まりました。白水湯さん、ありがとうございます♨️