人は相手の背景を理解できれば優しくなれるはずだ。

 

 

優しく、というのは相手の行動を理解し(非理不尽化)、それに怒ったり心を動かしたりせず、適切に対応できることだ。

 

 

相手の行動が理不尽なものではなく、コップを倒したら水がこぼれるようなものだとわかれば、納得しこぼれた水を拭くことができる。

 

 

ただ条件として、自分の心についても深い理解が必要だ。でなければ水がこぼれたことにたいして怒ったり、動物と同じ自然な反射が生じる。

 

 

私たちは心について様々な観点から詳しく知る必要がある。

 

 

 

心は刺激を求めるままに動く。これは脳の神経伝達物質や偏桃体、神経の働きで説明できる。別に動物の如く自然な反射で生きるのは悪いことじゃない。しかし、時々心は紙に火をつけたかの如く燃え上がる。そして、それは連鎖し山火事になる。だからそういった火事を止めるために、心や脳、人の本質について深く理解する人が一定数以上必要だ。